「靴を作るが靴職人と呼ばれるのはちょっと・・・」つくりて野島と新人マキコのブログ

京都の手作り靴工房「吉靴房」で毎日手作りで靴を作る日々。 そして靴以外にも好きなものがあり、製作の合間の出来事も赤裸々に綴っていきます。 基本的にインドアなので、漫画、ゲーム、歴史、科学などなど。 靴作りと好きなことを中心に毎日更新します。 このブログは靴のつくりて野島とこれから初めて靴作りを学ぶ新人マキコの2人でお届けします。

タグ:革履

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『お知らせ』

現在のオーダーメイド完成予定時期は
2023年12月末完成、2024年1月初旬お届け予定となっております。
お時間いただき申し訳ございませんがどうぞよろしくお願いいたします。

オーダー方法についてはこちらをご覧くださいませ。
http://kikkabo.livedoor.blog/archives/cat_323072.html


靴磨きも承っております。是非ご利用くださいませ。
http://kikkabo.livedoor.blog/archives/22615170.html
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こんばんは。野島です。


先日台湾からお客様が来店されました。
10年振り2回目ということで、なんと当時お渡ししたA4サイズのチラシを大事に持ってきてくださいました。


嬉しいなぁー。


お客様はその後SOU・SOUさんでお買い物を楽しんで帰られたそうです。


 


ご帰宅後にインスタのメッセージに写真が送られてきました。


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ご夫婦お揃いの「うわぞうり」と奥にあるのは「革履(かくり)」です。


ご自宅の様子をSOU・SOUさんのアイテムと共に撮影されたそうです。



ご来店並びに素敵なお写真ありがとうございました!


またお会いできる日を楽しみにしております。




それではまた明日。



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革靴寺子屋生徒募集


吉靴房で革靴や革製品を手作りしてみませんか。

型紙、革の裁断、ミシン、釣り込みなど全ての工程を、
ものづくりが初めての方も楽しく作ることができます。

作りながら靴や革の専門的な話から、ニュースや歴史、音楽、
スポーツや漫画やゲーム、哲学から天文学、心理学など
いろんなジャンルのいろいろな会話を楽しみながら靴を作れる教室です。

デザインは吉靴房製品からオリジナルまで手作りで出来るものなら何でも自由!
材料費込みなので失敗を恐れず作ることができます。

進み具合は生徒さんそれぞれ全員違いますが、
スタッフ一同で全力でサポートいたします。

ちょっと興味あるかなという方から、
本格的に学びたい方までお問い合わせお待ちしております。

http://kikkabo.livedoor.blog/archives/15633049.html

実践革靴製作専門習得コースも立ち上げました。

http://kikkabo.livedoor.blog/archives/22840528.html


075-414-0121
nojima@kikkabo.jp


副業で夜にアルバイトをしてみたいという方もおられましたらご連絡ください。
(募集締め切られせていただきました。また募集するかもしれませんがご検討いただいた方には申し訳ありません。)

お問い合わせは野島まで。よろしくお願いします。
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吉靴房では足の採寸を広める活動をしていきます。
靴や足に関わる同業者の方、整体の先生、
ウォーキング指導者の方、スポーツ関係者の方、
靴下屋さんなどなど
ご興味ある方はご一報くださいませ。

nojima@kikkabo.jp
075-414-0121

どうぞよろしくお願いします。
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こんばんは。野島です。



つくりて野島はとにかく鼻緒の履物が好きです。
足についてくる履物で、足に触れる面積が最小限で安定する履き心地を提供できる人類の大発明といえるのが草履、下駄、トングサンダル類だと思います。



素足の競技である剣道を子供の頃からやっていたことが大いに影響していると思いますが、日常生活の年間の約半分は自分で製作した鼻緒タイプを履いて過ごしています。


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左が革履堂々 右が革履おだやかと名づけました。




ぱっと見そっくりですが、爪先の形状と鼻緒の締め具合が少しだけ違います。

基本的に堂々の方は男性サイズ。
おだやかの方は女性サイズとなっております。





堂々の爪先がやや角張った印象に対し、おだやかは字の如く柔らかな曲線の爪先形状にしました。


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夏のワンピースタイプと非常に相性が良いです。






実はこの革履は革下駄じょんじょんに比べると履き心地が硬いです。
これは元々このデザインを作るにあたって、なるべく土に返る素材で作りたいと考えて製作したといういきさつがあります。



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本体部分を足が乗る部分と鼻緒まで全て完全に一枚で作っています。
革下駄やじょんじょんはソール部分に分厚いEVAを貼っているため、かなりクッション性があります。革履はソールもヌメ革、現代の道路事情を考慮し、薄いゴムを貼っていますが、クッション性は落ちます。





なるべく天然素材中心で作り上げ、地面に近い位置で歩くというコンセプトをご理解いただければと思います。






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計画では今年中か来年にはクッション性の高いソールを貼ったバージョンも製作したいと検討中です。





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黒ヌメでも製作可能です。

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黒ヌメだとはっきりとわかりやすいですが、革下駄やじょんじょんと一番の違いは鼻緒の上面が革の表面になり、足が乗る部分が裏面となっています。



これは足が滑ってしまうのを防ぐ為です。




ちなみに革下駄とじょんじょんは鼻緒外側パーツが綿を詰めてクッション性が高い為、革履より鼻緒の締め付けが強めです。



ヌメ革のみで構成されているこの革履は硬めに仕上げるため、馴染むのに時間がかかるためややゆとりのある締め具合になっております。





ぎりぎりまでナチュラルな天然素材で製作するということに拘った作品です。
是非お試しくださいませ。
























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