「靴を作るが靴職人と呼ばれるのはちょっと・・・」つくりて野島と新人マキコのブログ

京都の手作り靴工房「吉靴房」で毎日手作りで靴を作る日々。 そして靴以外にも好きなものがあり、製作の合間の出来事も赤裸々に綴っていきます。 基本的にインドアなので、漫画、ゲーム、歴史、科学などなど。 靴作りと好きなことを中心に毎日更新します。 このブログは靴のつくりて野島とこれから初めて靴作りを学ぶ新人マキコの2人でお届けします。

タグ:製作


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『お知らせ』

現在のオーダーメイド完成予定時期は
2024年2月末完成、2024年3月初旬お届け予定となっております。
お時間いただき申し訳ございませんがどうぞよろしくお願いいたします。

オーダー方法についてはこちらをご覧くださいませ。
http://kikkabo.livedoor.blog/archives/cat_323072.html


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おはようございます!














このブログを見ていただいている方には
過去に何度か出現しているのをご存知でしょうか

またも現れました
Mt.noji

最早ネタですが。笑





(実際これから書くようなことはありません
 完全にネタとしておもしろおかしく
 マキコの個人的視点から書いていますので
 誤解なきようお願いいたします)










昨日は娘の靴の製作の続きに取りかかりました


包丁が切れるようになったしね!
これはマイ包丁が火を吹くぜ!と言わんばかりに
るんるんで中底の切り回しをスタート






サクサク切れてー

サクサク切れるー





サクサク、、、、切れない、、、、、












包丁が切れない!!!!!!!














切れるようになったはずだったのですが
サクサクと切り回すには
まだまだだったようです














包丁を研ぎ直し再挑戦


むふー

切れない、、、、、













そして気付けば
目の前にそびえ立つMt.noji


これ使ってみて
一本の包丁を渡されました



いや、そんな

野島さんの大切な包丁なんて
恐れ多くて使えません( ̄∀ ̄;)






それでも貸していただき中底を切ってみると

サクサクサクサクサクサクサクサク 







笑えてくるほど切れる
















そしたらMt.nojiったら
こんなこと言うんですよ

2足分の底材を切り回したあとだから
あんまり切れない包丁だけどね〜








ぐぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬ













私の包丁がいかに切れないのかが
逃れられない事実としてドーンと




















ぐぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬ
























再度包丁を研ごうとしたら
Mt.nojiが
ちょっとそれ貸して
私の包丁を軽く研いでくれました



IMG_6636



うおぉぉぉぉぉぉぉぉ
切れるようになってるぅぅぅぅぅぅぅ











ぐぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬ




















技術の高さを見せつけるMt.nojiは
これだけにとどまりません






中底の切り回し

自分なりに頑張りましたが
やはりまだまだで
断面は所々段差ができてしまいます


IMG_6641






これを
ささっとやってのけるのがMt.noji





すーっと指でなでるかのように
いとも簡単にこれです





IMG_6645









写真で見ても一目瞭然




















ぐぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬ



















最後は両足とも綺麗に整えてくださいました
ありがとうございます






なんか上からにやにやしているように見えたのは
多分私の気のせい。笑








面取りをして中底はこれで終了



IMG_6644













中底の切り回しのあとは
まだ少し時間があったので

月型の型入れと裁断をしました


IMG_6646











次回はいよいよ釣り込みがスタートします!












うまくできるといいな
















それではまた明日(*´ω`)


















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革靴寺子屋生徒募集


吉靴房で革靴や革製品を手作りしてみませんか。

型紙、革の裁断、ミシン、釣り込みなど全ての工程を、
ものづくりが初めての方も楽しく作ることができます。

作りながら靴や革の専門的な話から、ニュースや歴史、音楽、
スポーツや漫画やゲーム、哲学から天文学、心理学など
いろんなジャンルのいろいろな会話を楽しみながら靴を作れる教室です。

デザインは吉靴房製品からオリジナルまで手作りで出来るものなら何でも自由!
材料費込みなので失敗を恐れず作ることができます。

進み具合は生徒さんそれぞれ全員違いますが、
スタッフ一同で全力でサポートいたします。

ちょっと興味あるかなという方から、
本格的に学びたい方までお問い合わせお待ちしております。

http://kikkabo.livedoor.blog/archives/15633049.html

実践革靴製作専門習得コースも立ち上げました。

http://kikkabo.livedoor.blog/archives/22840528.html


075-414-0121
nojima@kikkabo.jp


副業で夜にアルバイトをしてみたいという方もおられましたらご連絡ください。
(募集締め切られせていただきました。また募集するかもしれませんがご検討いただいた方には申し訳ありません。)

お問い合わせは野島まで。よろしくお願いします。
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吉靴房では足の採寸を広める活動をしていきます。
靴や足に関わる同業者の方、整体の先生、
ウォーキング指導者の方、スポーツ関係者の方、
靴下屋さんなどなど
ご興味ある方はご一報くださいませ。

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おはようございます!













日曜の夜に靴の製作を進めております

週に一度の製作記録のブログのお時間です














昨日はまず
ベロの折り込みからスタート

ベロはシュータンと呼ばれたりもしていますね





あ!
折り込みの写真がなかったわ!!!!(泣






折り込みをしたあと裏革を貼りました

ここで気を付けるべきところは
作業台の上など平らな場所で貼らないこと


膝を使い立体的に貼り合わせます



IMG_6437










次はアッパーの縫い割りです
内側、外側のパーツをそれぞれ製作するので
カカト部分を縫って繋げます


縫い割りとは
表合わせにして裏側を縫い
表に縫い目が見えないようにする縫い方です


IMG_6436

IMG_6441












縫い割りができたら

レザースニーカーのデザインは
棒市(ぼういち)をつけるので



センターを意識しながら慎重に貼り付け




IMG_6442















今回はここで終了

相変わらず亀スピードです、、、、
















少しずつですが頑張ります




















それではまた明日(*´ω`)






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まだ体があちこち痛みます

もう若くはないマキコです。笑




















昨日は午後の寺子屋の時間に
靴の製作を進めました


ミシンと折り込みです




折り込みへの苦手意識が
多少薄れてきたかなと思っていましたが

思っただけだったみたいです(´・д・`)








IMG_6412






今回の靴はミシン糸も黒




黄色の革を黒で縫うとアラが目立つ…( ̄∀ ̄;)
















続いて折り込み



谷のところには切り込みを

IMG_6413



表から見るとこんな感じ


IMG_6416


折り込み完了後

IMG_6417










裏から見るとこんな感じ

FullSizeRender








山の部分のシワがたくさん出来てしまいました

しかもシワの寄せ方がよくないとのご指摘












苦手意識が薄れたのは気のせいだったみたい!

















折り込みはなかなかうまくいきません

要練習ですね
頑張ります
















今日のブログはここまで


それではまた明日(*´ω`)













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3月のライオンという作品が面白くて面白くてもう7回くらい1巻から14巻まで読んで、HULUでアニメを5周くらい観ました。笑



13巻の136話での主人公零くんの台詞
「強くなるために弱いトコを探して一個ずつ修正していくだけの頭がヘンになりそうな作業を正気でコツコツ繰り返すだけの単純な話なんだ」


強くなるために弱いトコをの部分を「より良いものを作るために悪いところを」とすると僕のものづくりに全く同じように当てはまると思っています。


より良い履物をお客様にお届けできるようにコツコツと繰り返す。剣道ではそれができなかったのですが、それこそが一番大事なことと思い日々製作に打ち込んでいます。





革下駄は靴の技術の応用を多数使ってできているものなので、簡単にできそうでできないデザインです。かなり細かいテクニックが入っているので常に楽しみながらアップデートしながら作っています。


IMG_2800






IMG_2802


ご覧いただくととわかるように鼻緒内側部分が本体とつながっています。
これはもともと最高級品の下駄が一本の丸太から削りだしていることからインスピレーションを得て、こういうデザインにしました。


5㎜ほどの分厚いヌメ革の本体からつながっているので指股が痛くならないように厚みを調節し、全体を面取りし、綿を入れた外側鼻緒部とミシンで繋げます。



この作業は気持ちよく履いて頂くために特に気を使うところです。


IMG_2808


もちろん包丁は常に最高の切れ味で。




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IMG_2805



焼印はいつも緊張します。







ヌメ革の特徴を使い、一度全体を濡らして癖付けをして乾いてからソールと貼り合わせます。
この癖付け、貼り合わせはスタッフにも任せられない重要な工程。全て僕が仕上げます。




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最後の手縫い部分。
これは掬い縫いという特殊な縫い方をしています。


靴で掬い縫いをする場合は、見えない部分を縫うための技術なのですが、とても面白い技術なのであえて見えるように目立つように見せています。


IMG_2807




曲がった針を使いこの掬い縫いをして、ヒールを取り付けて完成となります。




IMG_2813



裁断の場所、向きや革の特徴も把握して作らないと仕上がりが悪くなるので、最初から最後まで全く気を抜くことができない商品ですが、作ること自体が面白い作品です。


教室でもほとんどの方が作ってみたいとチャレンジするこの革下駄
いかがでしょうか。











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