このブログを書き始めようと思ったのは、靴職人というある意味一人歩きしていると思うこの言葉のイメージを少し崩したいと思ったということがあります。
一番最初の記事に職人について書きましたが、イメージ的になんか話しにくいとか、怖いとかそういった先入観があったりするようで、何度かイメージと違ったということを言われたことがあります。
少しでも私のことを知っていただければと思ってなるべく赤裸々に書いていこうと思っています。


それともうひとつ、仕事柄完成品の写真は掲載することが多いのですが、靴だけではなく色々な過程を記録したいと思ったことです。ちょうど今吉靴房の南隣の物件をDIYで改装中なのですが、そういったことの記録もしていきたいなと思っています。


もちろん靴作りのことも気づいたことを書いていきます。リクエストがあれば何でも書きたいと考えています。







さて、南隣の京町家の改装ですが、4月に展示会を開く予定です。

鰻の寝床といわれる造りをしているので、大好きな革物作家さんに来てもらって5人で合同展をします!たった一度だけの特別企画展です。


「楽しいシコウ(革作家五人展)」 
つくりて野島企画の五人展
4月5日、6日、7日
11:00~19:00(最終日のみ17:00まで)
出展者:
荒田覚(革工房むくり
相馬紳二郎(HPはないですが、是非検索してみてください)
曽田耕 http://www.sodako.com/
やまさきともこ(アンコエラン
野島孝介(吉靴房

展示会内容:吉靴房の南隣の物件を自力改装して展示会場とします。同じ革を使ってこれだけ違う、あの手この手の楽しいものつくりをご覧ください。

ストリートビュースクショ


(吉靴房をグーグルストリートビューで検索したら偶然うちのスタッフが写りこんでました。笑)




画像の白い車がある物件です。
まだ肝心の改装も全然終わってないのですが、靴を作りながら改装も頑張ります!




もう少しでDMも出来あがります。
ご希望の方は吉靴房までお問い合わせくださいませ。





楽しいシコウと題しておりますが、シコウというのは漢字でいろいろ書き表せます。

思考 嗜好 志向 施行 試行 指向 至高などです。




今回ゲストの皆さんは革に限らず本当にいろいろな手仕事をする方々で、独自の嗜好を持ち、手を動かしながら、グルグル思考しながら、何度も試行錯誤してオリジナルの至高の作品を作っています。

関東からも曽田さんと相馬さんのお2人が来てくださることになったので、お客様には是非とも手にとっていただき、作家さんとのお話も楽しんでいただければと思っています。

もう僕がワクワクしっぱなしです。
是非お越しくださいませ!



また改装の経過をアップしていきますね!