「靴を作るが靴職人と呼ばれるのはちょっと・・・」つくりて野島と新人マキコのブログ

京都の手作り靴工房「吉靴房」で毎日手作りで靴を作る日々。 そして靴以外にも好きなものがあり、製作の合間の出来事も赤裸々に綴っていきます。 基本的にインドアなので、漫画、ゲーム、歴史、科学などなど。 靴作りと好きなことを中心に毎日更新します。 このブログは靴のつくりて野島とこれから初めて靴作りを学ぶ新人マキコの2人でお届けします。

タグ:剣道


おはようございます!

書きたいことがわんさかあって
嬉しい悩みを抱えています。笑







吉靴房の近所に
鳥末という鶏肉屋さんがあるんです


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おや
野島さん
鳥末でお買い物ですね!

今日は何を買うのでしょう(*´ω`)







鶏肉だけではなく
お惣菜も販売しているのですが

これが頬が落ちるほど美味しくて…!




吉靴房にお邪魔しにくると
木曜日の定休日以外
お昼ご飯のおかずに
ほとんど利用させていただいています!




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もちろん
鶏肉の販売もあります


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これまでに
何度かお肉を買って料理もしましたよっ


お肉も美味しい!







昨日は
野島さんが剣道の稽古に行かれるということで

稽古を見学したい!とお願いをしました



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画面左が野島さんですよ




 





剣道に関しても
何も知らない私です


恥ずかしながら

勝敗を決めるのは
面や胴、小手を上手く打ったら
勝ちなのかな?程度です( ̄∀ ̄;)




生での試合観戦すらしたことがないので
間近で見る稽古はとても新鮮でした



稽古中の掛け声
一歩踏み出した時の足の音
床から伝わってくる振動
稽古をしている人たちの息遣い


どれをとっても迫力があり
1時間があっという間に感じました



稽古を始めたいという願いで
見学させていただいたわけではないのに

道場の皆さんが温かく迎えてくださり

とても嬉しかったです
ありがとうございました












それから草むしり!

写真はないのですが
昨日は吉靴房にある中庭を
めっっっっっちゃ綺麗にしたんですよ!


ビフォーアフターの写真
撮れば良かったなぁ(* ̄∀ ̄)


ホントね
見違えるほど綺麗になったんです


褒めて褒めてー!笑








草取りをして
木の剪定をして
隅にごちゃごちゃ置いてあった物を
ひとまとめにしました


すんごい達成感。ふふん




昔から
草取りは好きなんです

やり始めると
時間を忘れて夢中になります



物凄く生い茂ってる庭とかを見ると
よりやる気が出ますね。笑



頑張った結果が
一目瞭然というのも
好きなポイントの1つかもしれません




部屋の掃除や片付けより
庭の草むしりのほうが好きです。笑











とても充実した1日を
過ごすことができました




今日もやりたいことがたくさん!

上手に時間を使って
いろいろ頑張れたらと思っています







 




それではまた明日(*´ω`)


















こんばんは。野島です。



剣道は20年以上やっているので、まだ靴屋としてのキャリアは追いつけていません。
一昨年から剣道に復帰し、京都剣道連盟にも加入させていただきました。
今後は一応段位を上げることも目標としたいと思っています。少しだけですが。




今の仕事には子供の頃からやっていた剣道がものすごく活きていて、親や先生方に感謝しています。





一般的に武道は礼儀正しく育つとか、上下関係が身につくとか、心が鍛えられるといったメリットが語られますが、確かにその通りと思います。ただ僕が物作りですごく活きていると思うのは、体の使い方です。






剣道は武道の中では珍しく、竹刀という武器である道具を持ちます。
剣の理法の修練による人間形成の道であるというのが剣道の道ですが、この理法、理合は心ももちろんですが、体の至るところの使い方も含まれます。





例えば、力の抜き方。
緊張するときにこそ力を抜くというのは、武道、スポーツ全般に言えることですが、靴を作るときに使う「ワニ」や「ぽんぽん」、そして「革包丁」など、全てに通ずるところがあります。


手首の角度、脇の締めかた、当たる面への意識、インパクトの瞬間の握り、小指の使い方、力の加減など多岐に渡ります。


スタッフや教室などで指導するときに意識しながらお伝えします。




武道と唯一違うのは下半身の使い方だけといっても過言ではありません。





子供の頃から指導してくださった先生方には、こういった部分を叩き込んでいただき足を向けて寝れません。本当に感謝しています。
おかげさまでプロとして独立してから、ただの一度も大きな怪我をしたことがありません。
これは心ももちろんですが、体の使い方を教えていただいたからだと思います。




今後もこのような意識を持って製作に打ち込みたいと思います。





































こんばんは。野島です。



祖母の三回忌で帰省中にせっかくなので、6歳からお世話になっていた青島剣道スポーツ少年団に稽古をしに行ってきました。




約40年前から変わらないスタイルで、先生方はいつ顔を出しても変わらず接してくれて本当にありがたいし、感謝してもしきれないです。




まず小学生の稽古に少し参加して、その後中学生以上の稽古に参加しました。
中学生、高校生、あと一般の方もいらっしゃいます。





そこで学生たちの相手になろうかなと立っていたら、ガチ先生方にお声がけいただき、そりゃもうしぼられまくりました。





先生方は還暦をとっくに越えられているのですが、こと剣道において年齢は関係ありません。
いやむしろ、稽古をしながら年齢を重ねれば重ねるほどパワーアップがとどまることがないと言っても過言ではない状態です。



ちなみに今日稽古をつけていただいたお二人の先生。うち一人は18年連続で京都大会に出られている先生。もう御一方は今日すでに別の場所で稽古をしてきて、夜スポ少にきて、明日朝7時から稽古だというのです。しかも週7日稽古していると・・・



もう物の怪の類・・・(笑)
いや、とてもいい稽古をつけていただきました!
本当にありがとうございました。



幼馴染と時間が合えば今度はいっしょに稽古したいと思っています。








ちょっと前になるのですが、京都の革工房むくりとダブルネーム作品を検討中です。
作家の荒田さんはもともと吉靴房のお客様で、その後教室に通ってくださいました。
さらにその後金工の学校に通われた後に、革作品工房にて修業し、独立というすごい道を歩んでいる方です。




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革工房むくりと吉靴房の合作というコンセプトで、第一弾サンプルを製作しました。
とてもかわいい雰囲気になっています。



もう少し検討しながらさらに良い作品になるように詰めていきたいと思っています。



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デザインも全く変わるかもしれませんが革工房むくりの荒田さん。今後ともよろしくお願いします!


ちなみに荒田さんは「楽しいシコウ」に出展予定です。お楽しみに!

















剣道とは剣の理法の修練による人間形成の道である。
小学生のときに合宿で高名な先生のお話で初めて聞いた言葉でした。
こんばんは。野島です。







当時は5年生か6年生だったと思いますが、なんだか意味はわかるようなわからないような感じだけど、大事なことなんだということははっきりとわかり、しばらく何回も口に出して暗記していたのを覚えています。








理法、理、理合。
これは永遠に追い求めるところだと思います。


剣道は武道であり、修練の道なので、ある種の型が存在し、その美しさも重要だと思います。







さて今日は剣道の話ではなく、サッカーの話。

以前にもアジアカップの時にサッカーについて書きましたが、長年サッカーをほぼやらずに観ていただけですが、最も好きでエキサイトしたチームはグアルディラ監督率いるバルサでした。



多く語るまでもない、世界にその強さを席巻した時代です。
もともと全くサッカーの知識がなかったので、雑誌を読み込みウイイレをやりこみ、観れる試合をできるだけ観ていたころ、ずっと気になる、そして自分ならここをやりたいと思うポジションはボランチといわれるところでした。









今や伝説のクライフ率いるバルサの中盤の底のポジションにグアルディラがいた試合を観て、この人の動きは知的な美しさがあると思ったものです。






そのグアルディオラ率いるバルサが、恐ろしく強かった時代が10/11年のチームで、メッシの0トップとか偽9番と解説されていましたね。今年から神戸の加入したビジャやフランスのアンリがいたころでもあります。
アンリをサッカー好きな友人と「あの人は走ってるというより、浮いてるな。」笑
とニヤニヤと話しながらTV観戦していました。





そして最も注目というか、僕がホクホクしていたのが、中盤のシャビ、イニエスタ、ブスケツの構成にメッシがその前線の中央にいた4-1-2-3でした。
セスクがいた時の3-4-3もよかったな~(遠い目)







もうね。あのパス回しで飯が食える!






今はYOUTUBEがあるので、もう好きなときに好きなだけ観れるのでたまらないですね。

この話をうちの女性スタッフにすると、もう全然聞いてない!ってのがもうね・・・
わかるんですよ、わかってます。

でも伝えたいときってあるじゃないですか!







サッカーやってる息子と今はこういう話ができてホクホクです。笑











剣道がオリンピックに種目にならないことには僕は賛成しています。
本来の意味が勝敗に囚われることで、変わってきてしまうからだと思います。賛成です。
剣道の美しさは経験者にしかわかりにくい部分があり、しかも経験者でも感覚や取り方や見方でかわってしまいます。



しかも勝敗がはっきりする種目だとより意見が分かれると思うのです。










しかし、サッカーという商業的要素があり、競技人口が世界最大で勝敗が明確なスポーツで、美しさがはっきりとわかるチームがあると知ったときの、この衝撃は本当に大きかったです。
それが先に書いたバルサでした。




まさにチームとしての機能と、個の技術と監督の統率力と構成力が最大限に引き出された美しさだと思います。今のマンチェスターシティとどっちが美しいか強いのか、絶対観れないからこそ観てみたいです。



サッカーの美しさを肌で感じたときに、なんで静岡で育ってサッカーをやってなかったんだああああと思いましたが、これも人生。楽しくやっていきます。








是非サッカー談義できる方お待ちしております。



































どこでもよく話すのは20年専門でやっていた剣道のことです。
真剣にやっていたかというと。。。そうでもない時期のほうが多く、けして胸を張れるとは言えない程度のレベルでしたが、26歳くらいまでコンスタントに稽古してました。


靴の勉強を始めてからずっと剣道から離れていたのですが、15年経って復帰しました。


昔取った杵柄とはよく言ったもので、怪我に注意しながらぼちぼち稽古している段階ですが、思ったより動けているという感じです。


構え画像





左が僕です。
復帰直後の画像なのでまだ構えも硬いし、剣先もやや高い・・・



さてタイトルのバガボンド。
スラムダンクの井上雄彦さんの作品のバガボンドのことです。



超有名作品であらゆる評価が高い作品ですが、僕が驚いたのはその凄まじい画力。
今更彼の画力に驚くなんてといわずお付き合いください。




実は小さい頃から専門で剣道をやっていたせい?おかげ?で実は刀を振る動作を描いた絵で納得いく絵を見たことがなかったんです。
でもバガボンドの中で作者は天才の刀の振り方、努力家の刀の振り方、怒りに任せた振り方、稽古での振り方などなど、全て書き分けていて、全ての剣の振り方に全く違和感がないのです!



しかも作者は中学生の頃に少し剣道をやっていたくらいとのこと。
そのときの記憶のみでは到底描けないと思うんです。




持ち手、力の移動、体重のかけかた、動くタイミング、力の抜けた握り、切る瞬間の流れなど例を挙げたら切りがないんです本当に。


是非そんなところにも注目して読んでみて下さい!
えらそうにいってすみません!




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