「靴を作るが靴職人と呼ばれるのはちょっと・・・」つくりて野島と新人マキコのブログ

京都の手作り靴工房「吉靴房」で毎日手作りで靴を作る日々。 そして靴以外にも好きなものがあり、製作の合間の出来事も赤裸々に綴っていきます。 基本的にインドアなので、漫画、ゲーム、歴史、科学などなど。 靴作りと好きなことを中心に毎日更新します。 このブログは靴のつくりて野島とこれから初めて靴作りを学ぶ新人マキコの2人でお届けします。

タグ:ブックカバー

こんばんは。野島です。


今日も剣道の稽古に行ってきました。
肘の状態は相変わらずあまりよくないので高段者の先生になんか今日は元気ない?とすぐさま気づかれてしまいましたが、他の先生にいいサポーターを教えていただいたので試してみようと思います。
ご指導いただきありがとうございました!



さて今日は夏に妹夫婦の家にお邪魔させてもらったので、お礼代わりに姪たちへのプレゼントを作りました。


最近雑貨を少々作っているのですが、ブックカバーは年齢問わず好評ということで姪姉妹が交換しながら使えるように色違いで製作しました。



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同時に息子と娘にも。



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靴に比べると少ない道具と材料で出来て、交換したりも出来るので手軽でいろいろ作りたくなりますね。

上の画像の道具とミシンまたは手縫いで作れます。


最近は手縫いの穴あけも大きな音を立てずに出来る道具もあるので皆さんも是非手作りしてみてくださいね。楽しいですよ!


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今後も手作り市や催事などに展示できるように少しずつ製作していきたいと思います。















こんばんは。野島です。


今月末完成予定分が特殊ミシンを終え、底付けと積み上げヒールという段階まで進みました。
明日からはラストスパートというところになります。



大型の特殊ミシンとお直しの専用ミシンだけ、外の業者さんにお願いしています。


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出し縫いミシンをかけたミッドソールのミシン目をハンマーで叩いて段差を馴染ませます。


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ソールを削って積み上げヒールを貼り合せます。

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貼ったら圧着して叩きます。
この後は高さを整えてトップリフトというゴムを貼ります。




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中敷には丁寧に焼印を押していきます。


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スタッフが各自持ち場を責任を持って取り組んでおります。





僕は靴型差し替えの物を新たに釣り込みしていました。
差し替えとは、靴型の数に限りがあるため先行して仕上げた靴の型を抜き、新たに違うデザインを作ることを指します。



今日はスタッフの写真を撮って、自分の作業風景を撮影するのを忘れました。







順調に進んだので、深夜に文庫サイズのブックカバーを試作してみました。

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今回もパッチワークでの試作です。


実は太宰治などの純文学の巨匠作品を大人になってから読んでいなかったので、ずっと読みたいと思っていたのですが、ついに購入しました。


太宰作品と合わせて、夏目漱石と芥川龍之介作品も。
3冊購入して、これだけのすごいボリュームで2,000円ちょっととはありがたい・・・。

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いろいろな厚みの文庫があるので、右側ページは折って栞になるようにやや長めに作ってあり、一般的な文庫サイズならフリーサイズで使えます。


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今日は取り急ぎ出来上がりサイズを確認したかったので、特に仕上げ材を使ったりしなかったですが、製品にするときは仕上げも重要になります。


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パッチワークの糸は完全に一筆書きの要領で、一本道で縫い上げています。
「繕い一筆ミシン仕上げ」と名づけます。たった今考えました。笑

革は様々な色を素材を貼り合せるので、糸はなるべく一回で仕上げたいと思っています。



次の梅小路公演手作り市に何個か持って行けそうです。
靴を作ったときにでる端材を使用するので、完全に1点モノ、二度と同じものは作れません。
是非手にとってご覧いただきたいと思います。




















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