「靴を作るが靴職人と呼ばれるのはちょっと・・・」つくりて野島と新人マキコのブログ

京都の手作り靴工房「吉靴房」で毎日手作りで靴を作る日々。 そして靴以外にも好きなものがあり、製作の合間の出来事も赤裸々に綴っていきます。 基本的にインドアなので、漫画、ゲーム、歴史、科学などなど。 靴作りと好きなことを中心に毎日更新します。 このブログは靴のつくりて野島とこれから初めて靴作りを学ぶ新人マキコの2人でお届けします。

タグ:なかもん

こんばんは。野島です。

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以前ブログに書いた吉靴房のオーダーメイドについてお支払い方法について加筆いたしました。
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昨日はデザインウィークも一旦吉靴房はお休みで打ち合わせ等もなかったので、存分に作業しました。
中もんで使う革の厚みの調節で漉きをし、革下駄の手縫い準備をしました。



IMG_9407

革下駄への手縫いは掬い縫いなので、掬い針で本体からソール側面に穴を開けます。


IMG_9408

足数が多いときは革製のカバーを手に纏って作業します。


IMG_9413

今月仕入れたヌメ革はなかなか締まった革だったので、穴あけに少し手間取りましたが無事終了。



次にステッチダウン製法の準備をしました。


IMG_9412


IMG_9410

金曜の工房公開までに作業の大部分を終わらせられるようがんばります。

IMG_9411

製作スタッフも皆がんばってくれています。

寒暖差が激しく、花粉症も出ているので体調に気をつけて作業しようと思います。



それではまた明日。



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『お知らせ』
現在のオーダーメイド完成予定時期は
5月末完成、6月初旬お届け予定となっております。
どうぞよろしくお願いいたします。
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革靴製作教室生徒募集


吉靴房で革靴や革製品を手作りしてみませんか。

型紙、革の裁断、ミシン、釣り込みなど全ての工程を、
ものづくりが初めての方も楽しく作ることができます。

作りながら靴や革の専門的な話から、ニュースや歴史、
スポーツや漫画やゲーム、哲学から天文学、心理学など
いろんなジャンルのいろいろな会話を楽しみながら靴を作れる教室です。

デザインは吉靴房製品からオリジナルまで手作りで出来るものなら何でも自由!
材料費込みなので失敗を恐れず作ることができます。

進み具合は生徒さんそれぞれ全員違いますが、
スタッフ一同で全力でサポートいたします。

ちょっと興味あるかなという方から、
本格的に学びたい方までお問い合わせお待ちしております。

http://kikkabo.livedoor.blog/archives/15633049.html

075-414-0121
nojima@kikkabo.jp

お問い合わせは野島まで。よろしくお願いします。
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吉靴房では足の採寸を広める活動をしていきます。
靴や足に関わる同業者の方、整体の先生、
ウォーキング指導者の方、スポーツ関係者の方、
靴下屋さんなどなど
ご興味ある方はご一報くださいませ。

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どうぞよろしくお願いします。
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こんばんは。野島です。


靴型が1足分しかないサイズのご注文が2足以上重なる場合、どうしても最後に作ることになります。
今回はそういったケースが発生したので最後に作ることになったデザインがありました。

もちろん途中までは準備してあったので、サクサク仕事は進みます。


IMG_8094

手製靴の業界では底に詰め物をする際それを「なかもん」とか「中物」といいますが、練りコルクを使用することが多いです。


私も吉靴房を始めた当初は練りコルクを使用していましたが、今は革の漉いた時に出てくる床革の厚みを調節して使っています。

IMG_8095

これもモノをむやみにゴミにしない活動の一つです。



効果は練りコルクとほぼ同等。
練りコルクは僕の私見では体重によって沈みすぎるので、僕の中では丁度良い沈み方をして履き心地が良くなるこの床革の方が好みです。



IMG_8096

最後に作っているのはダブルモンクストラップのキャメル・カーキのコンビシューズです。



IMG_8097

画像はステッチダウンでまだ片足の切り回しが済んでない状態ですね。


これを整えて出し縫いします。


明日もしくは明後日には全てが完成する予定です。



完成後すぐ西宮阪急の準備。
11月中旬には奈良で「
そして東京日本橋高島屋の催事へと続きます。



涼しくなってきたので体調面にも気をつけながら乗り越えて行きたいと思います。



それではまた明日。


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