こんばんは。野島です。
今日は底材の中で最もクラッシックで品がある革底のお話です。
レザーソールというものですね。
日本では特に靴の重さのことをよく聞かれます。
軽くないと嫌だとか、疲れるとも言われますし、重さがあったほうが疲れないとか楽だとも言われます。
まずこの辺りの解説からしないと履物への理解不足となりがちです。
まず重さについてですが、基本的に靴の重さを左右するのはほとんどの場合ソールの材料です。
密度が高いものは重く、低いものは軽いという至極当然のこととなります。
重い靴と軽い靴はどう違うのでしょうか。
どちらが良くてどちらが悪いということでしょうか。
製靴家として意見させていただくと、一長一短あるとお答えします。
軽い靴はその通り軽さが一番の利点です。
軽い素材は主にEVAといわれる簡単にお伝えすると発泡系の硬質スポンジのような素材です。
柔らかく軽い履き心地が特徴で足を上げるときの楽さがあります。
難点としては劣化しやすいという点です。
柔らかい素材なので、歩行によるダメージも受けやすいですし、履かずに数年箱にしまったままにするとボロボロになってしまったりします。
重い靴の利点は返りが良いという点です。
車のタイヤのような密度の高いゴム製のソールや革底は重さがあるのですが、その密度による硬さで反発力が大きく、歩行のときに前に進む為の力となります。
山登りなどで、がっしりした重い靴が好まれるのはこのためです。
軽い素材に比べて劣化もしにくく頑丈です。
重い靴のところで出ましたが、革底(レザーソール)は密度が高く重さがありますが、反発力が非常に高く推進力があるのでたくさん歩くことに適しています。
一枚の革底で出来ているシングルソールと、
二枚で出来ているダブルソールがあります。
世の中には3枚以上で出来ているものもありますが、吉靴房ではダブルまでとさせていただいております。
一枚のシングルソールはダブルに比べて軽やかな履き心地が特徴です。
二枚のダブルソールはその硬さゆえに返りの反発力が強くぐんぐん前に進む感覚があります。
日本の場合ヨーロッパのような石畳が少ないのでゴムを貼ることをおすすめする場合が多いです。
僕としては男性にはダブルにゴム貼り、女性にはシングルでゴム貼りがバランス的にも履き心地的にもおすすめなのではと思います。
革底はシングルで+5,000円
シングルゴム貼りは+7,000円
ダブルが+8,000円
ダブルゴム貼りは+10,000円となっております。
値段が上がりますがその分履き心地も、靴の大事な部分である音も抜群に良くなりますので是非ご検討くださいませ。
ちなみに今試行錯誤中の「ひの寸五」も革底シングルゴム貼りとなっております。
いかがでしょうか。
それではまた明日。
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『お知らせ』
現在のオーダーメイド完成予定時期は
3月末完成、4月初旬お届け予定となっております。
どうぞよろしくお願いいたします。
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革靴製作教室生徒募集
吉靴房で革靴や革製品を手作りしてみませんか。
型紙、革の裁断、ミシン、釣り込みなど全ての工程を、
ものづくりが初めての方も楽しく作ることができます。
作りながら靴や革の専門的な話から、ニュースや歴史、
スポーツや漫画やゲーム、哲学から天文学、心理学など
いろんなジャンルのいろいろな会話を楽しみながら靴を作れる教室です。
デザインは吉靴房製品からオリジナルまで手作りで出来るものなら何でも自由!
材料費込みなので失敗を恐れず作ることができます。
進み具合は生徒さんそれぞれ全員違いますが、
スタッフ一同で全力でサポートいたします。
ちょっと興味あるかなという方から、
本格的に学びたい方までお問い合わせお待ちしております。
http://kikkabo.livedoor.blog/archives/15633049.html
075-414-0121
nojima@kikkabo.jp
お問い合わせは野島まで。よろしくお願いします。
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吉靴房では足の採寸を広める活動をしていきます。
靴や足に関わる同業者の方、整体の先生、
ウォーキング指導者の方、スポーツ関係者の方、
靴下屋さんなどなど
ご興味ある方はご一報くださいませ。
nojima@kikkabo.jp
075-414-0121
どうぞよろしくお願いします。
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今日は底材の中で最もクラッシックで品がある革底のお話です。
レザーソールというものですね。
日本では特に靴の重さのことをよく聞かれます。
軽くないと嫌だとか、疲れるとも言われますし、重さがあったほうが疲れないとか楽だとも言われます。
まずこの辺りの解説からしないと履物への理解不足となりがちです。
まず重さについてですが、基本的に靴の重さを左右するのはほとんどの場合ソールの材料です。
密度が高いものは重く、低いものは軽いという至極当然のこととなります。
重い靴と軽い靴はどう違うのでしょうか。
どちらが良くてどちらが悪いということでしょうか。
製靴家として意見させていただくと、一長一短あるとお答えします。
軽い靴はその通り軽さが一番の利点です。
軽い素材は主にEVAといわれる簡単にお伝えすると発泡系の硬質スポンジのような素材です。
柔らかく軽い履き心地が特徴で足を上げるときの楽さがあります。
難点としては劣化しやすいという点です。
柔らかい素材なので、歩行によるダメージも受けやすいですし、履かずに数年箱にしまったままにするとボロボロになってしまったりします。
重い靴の利点は返りが良いという点です。
車のタイヤのような密度の高いゴム製のソールや革底は重さがあるのですが、その密度による硬さで反発力が大きく、歩行のときに前に進む為の力となります。
山登りなどで、がっしりした重い靴が好まれるのはこのためです。
軽い素材に比べて劣化もしにくく頑丈です。
重い靴のところで出ましたが、革底(レザーソール)は密度が高く重さがありますが、反発力が非常に高く推進力があるのでたくさん歩くことに適しています。
一枚の革底で出来ているシングルソールと、
二枚で出来ているダブルソールがあります。
世の中には3枚以上で出来ているものもありますが、吉靴房ではダブルまでとさせていただいております。
一枚のシングルソールはダブルに比べて軽やかな履き心地が特徴です。
二枚のダブルソールはその硬さゆえに返りの反発力が強くぐんぐん前に進む感覚があります。
日本の場合ヨーロッパのような石畳が少ないのでゴムを貼ることをおすすめする場合が多いです。
僕としては男性にはダブルにゴム貼り、女性にはシングルでゴム貼りがバランス的にも履き心地的にもおすすめなのではと思います。
革底はシングルで+5,000円
シングルゴム貼りは+7,000円
ダブルが+8,000円
ダブルゴム貼りは+10,000円となっております。
値段が上がりますがその分履き心地も、靴の大事な部分である音も抜群に良くなりますので是非ご検討くださいませ。
ちなみに今試行錯誤中の「ひの寸五」も革底シングルゴム貼りとなっております。
いかがでしょうか。
それではまた明日。
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現在のオーダーメイド完成予定時期は
3月末完成、4月初旬お届け予定となっております。
どうぞよろしくお願いいたします。
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型紙、革の裁断、ミシン、釣り込みなど全ての工程を、
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スポーツや漫画やゲーム、哲学から天文学、心理学など
いろんなジャンルのいろいろな会話を楽しみながら靴を作れる教室です。
デザインは吉靴房製品からオリジナルまで手作りで出来るものなら何でも自由!
材料費込みなので失敗を恐れず作ることができます。
進み具合は生徒さんそれぞれ全員違いますが、
スタッフ一同で全力でサポートいたします。
ちょっと興味あるかなという方から、
本格的に学びたい方までお問い合わせお待ちしております。
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