「靴を作るが靴職人と呼ばれるのはちょっと・・・」つくりて野島と新人マキコのブログ

京都の手作り靴工房「吉靴房」で毎日手作りで靴を作る日々。 そして靴以外にも好きなものがあり、製作の合間の出来事も赤裸々に綴っていきます。 基本的にインドアなので、漫画、ゲーム、歴史、科学などなど。 靴作りと好きなことを中心に毎日更新します。 このブログは靴のつくりて野島とこれから初めて靴作りを学ぶ新人マキコの2人でお届けします。

2019年05月

こんばんは。野島です。


吉靴房で使っている家紋柄と金魚のマークについて、何度かお問い合わせをいただいたことがあります。カタログで少し書いたことがありますが、このブログで公式に説明させていただきたいと思います。




そもそも吉靴房(きっかぼう)の語源としては以下の通りとなります。

「きっかとは菊花の音。菊は皇室の家紋として使われるもので、その形、色、佇まいなど古来より日本人の心に根付いている花のひとつです。
きっかという音に、縁起が良い、めでたいなどの意味をもつ吉と靴をあてました。
房は部屋や小部屋を意味する文字で、手作りの大量生産とは違う良さを表しています。
日本をテーマに手作りでオーダーメイドの靴を作る吉靴房。その名にはこのような意味が込められています。」(カタログより引用)








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これが家紋柄です。
お届けするときの箱の側面に貼っております。


家紋は日本を象徴する富士と扇をベースに菊が少し覗き出ているデザインです。静岡出身のつくりてということで富士山。
それと、東京で吉靴房という名前を独立したら付けようと思いついたときにたまたま住んでいた場所が扇という地名だったこと。扇子とも呼ばれるこの扇は儀礼や芸能でも用いられ、末広がりの形状から縁起が良い物とされていることという理由でデザインに反映させました。
家紋は育った環境、菊花、縁起の良い扇子を統合したデザインとなっています。





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こちらは金魚2匹をあしらったデザインで、お届けするときの箱の天面に貼っています。

金魚は中国のフナの突然変異種がルーツとされています。日本では1700年代頃から普及し始めたのですが、実際庶民まで普及し始めたのは1900年代になってからのようです。そして日本独自の品種も多数生まれています。

革靴はヨーロッパがルーツとなりますが、日本での広がり方や日本独自の履物デザインといったところに金魚と似ている部分があると思います。

靴は箸と一緒で、基本的にはふたつが一組となり道具として使われます。金魚もつがいで新種が生まれるということをかけて、吉靴房の象徴としました。

もちろんそもそも金魚好きであり、工房を立ち上げた時からずっと飼っているということも理由のひとつです。








いかがでしょうか。あまり語ってこなかった部分ではありますが、このような理由で考えたものです。
ご質問等ございましたらできる限りお答えしますので何でもお問い合わせいただければと思います。


今後とも吉靴房をどうぞよろしくお願いします。















こんにちはー!

ゲームのホームスケイプで
ついにリビングが完成しました♡\(*ˊᗜˋ*)/♡









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これが


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こんなに豪華に(*´艸`)








しかしなかなかのカオスっぷり。笑


アフリカのお面や
甲冑や鎧まで( ̄∀ ̄;)





統一感とは…













次はガレージに向かいます



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見た目ヒドいですね
ぼろぼろだし
周りも物が散乱しています




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カギを探して中に入ると




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おおぅ…









なんでこんなになるまで
放置してたんだ。笑










さーキレイにするぞー!








どんなガレージになるか
楽しみです♪









完成したら
またお届けしますね










それではまた明日(*´ω`)











こんばんは。野島です。
(マキコサンハマチガイナクテンネンデス)


僕が最も好きな漫画のひとつであるHUNTER×HUNTERのなかで「念」という概念があります。
この念は簡単にいうとオーラや気のようなものなのですが、非常に細かく設定を決められています。

何が凄いかというと、この念能力の設定を使うとほとんどの漫画の特殊能力が説明できてしまうほど、理屈が通っていて、納得させられてしまうというところです。




HUNTER×HUNTERの中では水見式と呼ばれる系統を判断する方式が確立しているのですが、ヒソカという敵キャラの中でも非常に人気の高いキャラが血液型性格判断と同じような感じでオーラ別性格分析を披露しています。





単行本7巻のNo.062とNo.063の間のページにある全てヒソカの独断と偏見というオーラ別性格分析が以下になります。

強化系  単純一途
操作系  理屈屋・マイペース
変化系  気まぐれでうそつき
放出系  短気で大雑把
特質系  個人主義者・カリスマ性あり
具現化系 神経質



7巻の時点での話の段階でも非常に考えられた設定と思っていたのですが、現在36巻までこれは踏襲されていて、さらに細かく分類されているようにも思われます。

例えば36巻に出てきますが、操作系の中での能力でも要請型・強制型・半強制型と分類分けできるようです。これは実際に能力を使用したときに要請型はその他に比べて少ないエネルギーで多くの人間を操作できるという特徴を表します。


こういった細かい設定に僕はホクホクしてしまうのですが、今回は性格分析を吉靴房のスタッフに当てはめてみようという企画です。



まず私つくりて野島ですが、完全に操作系ですね・・・理想は強化系だったのだが(クラピカのセリフ)
とにかく答えとそこにたどり着くまでの理屈、理論、根拠、理由、所以、筋道をとても重視します。そこがとても面倒くさいとよく思われる人間です。ものづくりにはきっといいはずと考えていますが・・・。時と場合によっては女性にキレられます。
神経質な部分もあったりするので、後天的に特質系になったりするかもと決め付けています。

漫画内のキャラでいうとイルミ、ズシ、シャルナーク、ゴレイヌという感じでしょうか。

ハンターハンターのファンサイトで100問ほどの設問に答えると系統がわかるというサイトがあり、スタッフとみんなでやってみたところ、僕は上記とほぼ同じ答えになりました。



マキコ
放出系よりの強化系ですね。うん、間違いない。これは主人公ゴンとほぼ同じですが、テンネンキャラなところがあり、とにかく決めたらテコでも動かない一途さがあり、一直線なところもあるので間違いないでしょう。
細かいことは気にしないワカチコワカチコ的なところが突然出てくるときがあるので、放出系寄りです。

漫画内でいうと
ゴン=フリークス、フィンクス、ウボォーギンといったところでしょうか。



宇都宮
操作系に見えて実は具現化系ですね。手順を考えて実行するのが得意で非常に効率のよいやり方を好みます。ある意味ではマイペースですが、でも物事の理屈は僕と違ってそこを考えるのはあまり好みません。

漫画内でいうとシズク、ボノレノフ、ヂートゥといったところでしょう。

某診断サイトでも具現化系と診断されました。


水谷
完全に放出系です。
短気で大雑把。これ以外いいようがないです。恐ろしく天然でしかも自分がしていることに絶対の自信をなぜか持っているので、大雑把であることに気づかないほどの大雑把です。ものづくりに向いてないと思えるほどの系統ですが、神経質なところがぼくや宇都宮に比べて全然ないので、全身が真っ黒になるような仕事でも気にせず立ち向かうというメリットがあります。

この超天然は他のあらゆる天然を凌駕するので、某診断サイトでは100問もの設問に答えたのにも関わらず、
「すみません。わかりません。」という診断がでました。(笑)
そうでしょうそうでしょう。ある意味特質系です(カリスマ性なし)






吉靴房のキャラが少し伝わったでしょうか。
まだ
HUNTER×HUNTERを読んだことがない方は10周読みましょう!
そして僕とハンター談義をしましょう!








































おはようございます!


サザエさんの曲に合わせて
歌ってみてください









仕事に行こうと職場へ
でーかーけたーらっ



制服
忘れて…



愉快なマキコさん…










( ̄∀ ̄;)













何しに行ったんですかって感じです。笑














しかも
途中で気付いたので
急いで家に戻り

駐車場に着いてみたら
車の中にあったっていうね







えええええええええ

ってなりました。笑














こういう
ちょっとした?ちょっとした…?
うっかりって

誰にでもあると思うのですが







みなさんのおとぼけエピソードって
何かありますか?(*´ω`)

















私的には

たまのうっかりだと思っているのですが





おとぼけエピソードが豊富だと
ご指摘をいただきまして(´・ω・`;)









天然だと言われてしまいましたが
断じて違うと!













そう

たまの



「うっかり」なんですよ



うん




















きっとみんな

おもしろエピソードがあるはず!笑














何かあれば
教えてもらえたら嬉しいです♪














今日のブログは短いですが

昨日はちょっとハードスケジュールだったため
ご了承ください












それではまた明日(*´ω`)












こんばんは。野島です。



新作のヒール木型の修正が完了し、プラ型として出来上がりました。


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横から見るとこんな感じ。

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早く取り掛かりたい気持ちもありますが、これは1週間ほど熟考して、今はお客様の靴を最優先に仕事を進めています。




今日は足袋の釣り込みが完了したので、ステッチダウン製法のオーダーも進めました。


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濃茶のメダリオン内羽根短靴に手製竹ヘラを添えて。




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チャッカーやUチップも形になってきました。



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まだ足袋のデザインで釣り込みができてない物もあるので、追い込み作業でどんどん進めていきたいと思います。





お待ちいただいているお客様。どうぞ楽しみにお待ちくださいませ。
もう数日でご連絡できると思います!





















おはようございます!



これは事件です

バニラアイス好きにはたまりません!














先日
近所のセブンイレブンで

アイスを大人買いしている人がいたんですよ






決して大袈裟に言うわけではないんです

コンビニに置いてあるあのカゴ

あれに半分強ぐらいの量!




てか
お店に置いてあったやつ全部
カゴに入れたんでしょうね。笑









そんなに美味しいのかと

ちょっと気になりまして



アイス売り場に見に行ったけど
なかったもの。笑







で、別な日に見つけたので
迷わず買ってきちゃったよねー












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ラングドシャで
バニラアイスを挟んでいるんですけど

なんと

あのシガールで有名な
ヨックモック監修とのこと!





これは美味しいに決まってる!







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パッケージに
しっとりとある通り

ラングドシャがしっとりしています

バターの香りが高く
サクッとして
口の中でとろけるような食感を
イメージをしたまま食べると



ちょっと違和感を感じるかもしれません






ちなみにラングドシャとは
フランス語で
猫の舌という意味があります


猫の舌のような
薄く細長い形をしたクッキーが
ラングドシャと呼ばれていますが

むしろ筒状や正方形、円のほうが
よく見かけるような気がします






バイトの子が
ラングドシャを覚えられなくて

ラングドシャでしたっけ
ランドグシャでしたっけ…
と聞いてきます。笑


ラングがどしゃー!

で覚えているらしいのですが


ランドがぐしゃー!

でもおかしくないな、と
たまに悩むと言っていました。笑





愛すべきおバカさんです。笑











話がだいぶ逸れましたが

しっとりラングドシャアイス



感動的に美味しかった!!!





ボキャブラリーのない私の言葉で伝えますと

ジャンボモナカと
雪見だいふくを

足して2で割ったような感じ!












どぅえす!














もうね
これ以上
説明できる気がしないよね…。笑












もう!笑

あとは自分で食べてみてー!(丸投げ)








美味しさは保証します♪









それではまた明日!笑







こんばんは。野島です。


スタッフの宇都宮の痴漢にあったり、怖かったことの話を聞いていたら、今インターンで勉強にきている20代前半の男の子がスカスカの電車で坊主のおっさんに痴漢されたことがあると聞いて、みんな怖い経験が一度はあるんだなあと思いました。
その痴漢してきたおっさんはスタッフの水谷のような感じだったようです。注意しようと思います!








さて今日は甲革の釣り込み作業に入りました。


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先日からも書いていますが、新しい革はいろいろ注意点をスタッフにも伝えないといけないので、なかなか神経を使います。


今回使っているグレーのシボの革は銀面(表側)は割と良い伸び方をしますが、床面(裏側)側や内部の密度が少しだけ低い箇所があるので、その辺りはワニで引くときに注意が必要かと思います。



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革は複雑に絡み合った繊維の集合体でもあるので、その絡み方が少し緩めという感覚です。




若干緩めのかわりにしなやかさがあるので、これはいい部分だと思います。







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全体を締めながらまとめ上げる為にハンマーでコツコツ叩いて仕上げていきます。







今日は美容院にも行く予定ですが、基本的にはずっと釣り込みの日。集中を切らすことなく丁寧に仕上げていきたいと思います。
























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