「靴を作るが靴職人と呼ばれるのはちょっと・・・」つくりて野島と新人マキコのブログ

京都の手作り靴工房「吉靴房」で毎日手作りで靴を作る日々。 そして靴以外にも好きなものがあり、製作の合間の出来事も赤裸々に綴っていきます。 基本的にインドアなので、漫画、ゲーム、歴史、科学などなど。 靴作りと好きなことを中心に毎日更新します。 このブログは靴のつくりて野島とこれから初めて靴作りを学ぶ新人マキコの2人でお届けします。

2019年02月

こんばんは野島です。


教室の生徒さんがご自身で製作された靴で京都の寺社を巡り、「13,000歩も歩いたのに足に負担がが全然ないんですよ!」と超嬉しいご報告をしてくださいました。こういった感想をいただけると靴屋冥利に尽きます。ありがとうございます!






今日は吉靴房で使用している靴型についてのお話です。




吉靴房では現在4種類の靴型を使用しています。





●足袋型
●ラウンド型
●オブリーク型
●天先型





レザースニーカーの記事でも書きましたが、僕のこだわりのひとつで全ての商品を定番としたいというのがあります。




定番とは流行に左右されない基本的な商品ということになります。いつでもあることから台帳の番号が変わらないということからきた言葉ですね。








足袋型
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こちらは言わずと知れた日本の名作履物である足袋の形状です。
地下足袋との違いはあくまで革靴として作っていることです。地下足袋の起源としては足袋にゴムのソールをつけたところとなりますので、足袋のような全体のフィット感があります。

革靴と最も違う部分は「捨て寸」があるかないか。
捨て寸は足の爪先部分の前方に1cm~2cmほどの空間をいいます。
革靴は素材的に、そして先芯が入っているため爪先が硬いので、爪の辺りに密着しているとものすごく痛くなってしまいます。痛くならないように作った空間を捨て寸といいます。
書いていて気づきましたが、先芯のあるなしも大きな違いですね。








ラウンド型
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吉靴房立ち上げ前ですが、その頃から普段着と着物の両方に合うものが僕の靴作りのテーマでした。
その両方に合うというキーワードに必要だったのは適度なボリューム感。
シャープすぎると鋭い印象が出る上に、普段着や着物にボリューム負けしますし、適度なという部分である程度の可愛らしさを出したかったということ、フォーマルとデニムに合わせるにはどうするかを考えてこのような形状にしました。







オブリーク型
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ドイツの靴ブランドでよく見かける形状です。
人の足の形自体をデザインの元として作り上げた形です。
底はフラットに近い低寸で、爪先がゆったりした履き心地となっています。
畳の上で裸足で立ったときの開放感が感じられるような靴にしたいと思い作りました。





天先
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人類が辿ってきた履物の歴史で、どういうわけか世界中でみられる形状が、爪先が上に反りあがった靴やサンダルです。ローマでも南米でも西アジアでも中国でもエジプトでもなぜか必ず存在します。
理由のひとつとしては、恐らくですが権威の象徴だと思うのですが、履物として歩くときのローリング作用を出しやすくする役割もあったのではと思います。
文献があるわけではないので、誰か解明してくれませんかと思いつつ、自分なりの答えとしてこの二つのイメージを具現化した形です。
どんな民族テイストの衣装にも合わせることができる自負があります。
ちなみに天先は天に向かって反り上がるイメージから僕が名づけました。






つくりて野島は独立前に婦人靴のメーカーに勤めていました。百貨店の靴売り場で何百と並ぶ靴達。そのうち15ブランドほどを手がけているメーカーでした。
毎シーズン靴型を何十と作り、サンプルを作り、採用された靴型は各サイズ作られ、大量に生産されていく。そんなメーカーだったのですが、前に使われた靴型はよほどの大ヒットでない限り二度と使用されず、倉庫にしまわれ、入りきらなくなると夢の島に放り投げられる・・・




靴型は量産されるときに合成プラスチックを使用します。
恐らく最初はコスト削減や、リサイクルの精神があったのではと思うのですが、この靴型に使用することが最終段階のようで、もう使わなくなると捨てるしかないと先輩に告げられました。



どうしてもそれが僕の中で消化しきれず、独立してから絶対に靴型は捨てない!と固く誓い靴型をむやみに増やさないスタイルでやっています。



たった4型で今50デザイン以上作ってるのは実はこういう理由でした。
お客様にはこういう形があったらいいのにとか、もうちょっとシャープな靴型作って欲しいなと言われることもあるのですが、僕の中で納得できるまで考えさせてください。いつか作るかもしれません。






なかなかスタイルを変化させないのでもどかしさを感じるお客様もおられると思いますが、どうかご容赦くださいませ。僕自身が納得して製作に取り掛かるというのも吉靴房のあり方と思っていただければ幸いです。



今後ともどうぞよろしくお願いします!





















おはようございます!

オルファの別たちの使い方に
だいぶ慣れてきました


最初は
親指の付け根あたり?が
痛かったのですが

今は痛みも感じなくなりました♪




使い方次第では
怪我をすることにもなりかねないので

慣れてきたとはいえ

慎重に慎重に作業にあたります





昨日は
中底と裏革の裁断をしたのですが


まー
どちらも難しいこと( ̄∀ ̄;)







中底は
こちらの記事にも書いた通り


厚みのある革を使用しているため



今まで裁断していたような感覚で
切ろうとすると

ぜんっぜん切れないの!



少々力が必要になります


少々…?笑







しっかり刃を入れないと
表面だけしか切れないんですよね

表面は切れているので
一見ちゃんと切れてるように見えるのですが


切れ端を取り除こうとすると
取れないの。笑
切れてないから…




昔見たカミソリのCMで

「切れてなーい」ってセリフがあって



取り除けていないと
そのセリフが思い出されていたので

何度
脳内再生されたかわかりません。笑













裏革は真逆で
とっても薄いので

ちょっと力みすぎると

すーっと刃が進んでしまうので


何度も肝を冷やしました( ̄∀ ̄;)



一応左手は
危なくない位置で
革を押さえているつもりですが


自分の指は可愛いですしね!
怪我したら痛いしね!




何より
できるだけ
革を無駄にしたくないですしね


失敗したから
もう1回取り直せばいいや、なんて
安易な考えではいたくないです








さてさて

昨日は日曜クラスの生徒さんたちに
お会いすることができました


午前中は3人の生徒さんが
来てくださっていたのですが

もーすっごく楽しくて。笑

いろんな話をしながらの教室でした


和気藹々とした雰囲気の中で
みんなそれぞれ作業をしていく


靴作りもおしゃべりも楽しめるなんて
素敵な時間だなーって思いました






午後は
2人の生徒さんがいらして

そのうち1人の方は
自分で作ったという靴を
履いてきていました

見せていただいたのですが
すごく素敵なブーツでした!



私も早く
色々作れるようになりたいなぁ♪



もう1人の方は
やっと会えたー!って感じで。笑


オンラインのドラクエ10で
一緒に遊んだことがある方なのです(*´艸`)

何度か電話で話したこともあったので

本物きた!
って感じでした。笑







昨日は
ちょっとぼけぼけした時間が多くて
あまり靴作りが進みませんでした(´・ω・`;)



今日は頑張るぞー!!



また1週間が始まりますね
皆さん元気よくいきましょう♪






ゴミをもっと減らすにはどうしたらいいのか毎日頭のどこかにある野島です。こんばんは。




手仕事を生業としている僕としては、手で何とかできるものはなるべく何とかしたいと思っています。
今の工房は廃墟寸前イタチの巣になっていた物件を1ヶ月の特急DIYで壁をはがし、天井をはがし、床をぶち抜き、壁を貼って、ディスプレイできる棚を作り、なんとか今の状況にしました。




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今とあまり変わってないですが、これは引越し当時の写真です。笑





先日革についての記事でなるべく隙間なく型入れして無駄のないようにと書きましたが、どうしても靴にできない部分などがあり、そういった革の残った部分は靴以外の何かを作ったりします。





最近のお気に入りはヌメ革の蓮です。



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漉いて花びら感を出したバージョンと、






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厚いままヌメ革の良さを前面に出したバージョンとがあります。
両方ともお香立てとしてもお使いいただけます。



雑貨類は吉靴房のサイトでもページがあるのですが、まだ1点1点表情の違う作品は載せることができてません。全部顔が違うのですが、どうしたらいいものでしょうか。
ご理解いただければいいのですが。。。
工房で見ていただけますので、是非工房や個展会場で手に取ってみてくださいね。







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ハンギングの鉢カバーもあります。
これは吉靴房の入り口にかけてあるので外からでもご覧いただけます。


入り口にはこんなものも。

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庭にあった石ころを余った革で包んで、ステッチダウン風に手縫いしてみました。
文鎮に使えるかな?笑
すごく気に入っています。









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キーホルダーもヌメ革で作ってみました。
これが壊れる姿が想像できないほど屈強な作りになっています。










ランダムな形に残るヌメ革の破片を水に濡らして引っ張って、重ねて、カシメで留めて籠にして使う。
これはライフワークとしてやっています。
花シリーズと籠はずっと作り続けたいですね。


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シューケア用品を入れるのにもいいですよ!
下駄箱の上に置くだけで、たまに靴磨きをしたくなります。





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丸かばんを作ったときに必ず残ってしまうちょっと変わった残り方の端材も結んで壁の飾りになったり、最近はスタッフの飼っている可愛いインコちゃんのおもちゃになっています。







中型のインコには噛み応えがちょうどいいみたいです。
これインコのおもちゃとしていかがでしょうか。ひっくり返りながら楽しそうに噛み噛みしてるみたいです。









靴をつくりつつ、このようにいろんな形に楽しく手作りをしています。
息抜きにもなりますし、皆さんも手作りを是非楽しんでくださいね!


おはようございます♪




今日は
昨日の練習の続きについて
書いていきます







昨日は
革を折り込み
裏革を貼り付けました


それを使い
ミシンの練習です




お手本として
吉靴房にある靴を見せてもらいました



縁から1ミリ〜2ミリぐらいでしょうか
形に沿って
きれいにミシンがかけられています




ミシンの手ほどきを受け
いざ!!







今までに
家庭用のミシンしか使ったことがなく

速さの調節ができ、
手元のボタン1つで
スタートもストップもできるミシンですね



足踏み式のミシンは初めて使います





踏み込む角度や長さで
針の進み具合を調整します

この加減が
慣れるまでは上手くいかなくて…

何度か足がつりそうになりました。笑


ちょっと踏み込むだけで

だだだだだだっと
針が進んでしまうんですよね(´・ω・`;)


練習とはいえ
本番のつもりで挑んでいたので

だーっと進むたびに
冷や汗ものです( ̄∀ ̄;)










ミシンの練習が終わったら
次はさらいをします


この さらい とは
裏革の余分な部分を
取り除く作業です



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イチキリという
この道具を使って

ミシンをかけた線に沿って
さらっていきます





私的に
この作業が
今までやってきた中で
1番苦手かも!!


本来
特に力を入れなくても
すーっと革が切れていくはずなのですが

コツが掴めず
無駄に力んでしまう私。笑

道具を折る勢いで
力をこめて握りすぎ

しまいには
姿勢まで変に斜めになってました( ̄∀ ̄;)




上手くいかなくて悔しくて
きれいにさらえなくてキーッ!となり



何度かため息をこぼしてしまいました。笑












練習はここまでです!

靴以外の革雑貨は
今まで練習してきた


  • 型紙からの裁断
  • 漉き
  • 折り込み
  • ミシン
  • さらい


この作業によって作られたパーツを
組み合わせて

形になるのが
ほとんどとのことです







次からはいよいよ

靴の製作に
取りかかろうと思います!!




はーーーーーっ




緊張します。笑
















昨日は
初めて革靴製作教室
お邪魔させていただきました♪


靴作りに真面目に取り組みながらも
たまに談笑したりと
とても和やかな雰囲気でした










それから
私の中では
結構驚きの出来事だったのですが

月曜クラスの生徒さんが
靴に使いたいと

ご自身で用意された革を
吉靴房に見せにきてくれたのですが



初めて
トナカイの革を見ました!



さすが
寒いところにいる動物トナカイ
ふっさふさの毛に覆われていて

触り心地よさそう…




トナカイの革を
どんな風に使うのでしょう(*´ω`)


完成したら
是非見てみたいなー!





今日も
日曜クラスの教室に
お邪魔させてもらう予定です!














私の風邪ですが
ヒドくならずにすみそうです

寒がる私に
野島さんは上着を貸してくれ
宇都宮さんはヒーターを当ててくれ
水谷さんからはカイロをいただきました


みんな優しい…( ๑´•ω•๑)





おかげで元気です!

今日も1日頑張りましょー!








デザインウィーク京都毎日たくさんのお客様にお越しいただきしゃべりっぱなしで幸せです。
こんばんは。野島です。




今回は吉靴房のレザースニーカーのお話です。





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吉靴房では裏ルールというか、僕が勝手に決めているのですが、作るデザインは基本ずっと定番にするとしています。





もともとファッション大好きな大学生だった僕は、ファッション大好きにもかかわらず流行というものにあまり興味がなく、いわゆる定番と呼ばれる商品が気になって仕方がない毎日でした。





ダッフルコートといえばここ!とか、デニムといえばここ!とか、レザーパンツといえばここ!とか、ボーダーシャツといえばここ!とか、例をたくさん挙げるとひとつの記事になりそうですが、そういったアイテムを調べてはお店に見に行って説明を聞いて実際着てみての繰り返し。


法学部の学生だったのに六法全書なんか全く目もくれず、ファッション雑誌を買いあさる日々でした。






スニーカーの定番がもちろん好きで、コンバースのオールスター、アディダスのスタンスミス、ニューバランスのM996、リーボックのポンプフューリーなど鉄板のデザインを何足も購入し、革靴と順番に履くという学生でした。




友人達に定番ばかり集めたお店をやりたいと話してみたら、誰が行くねんwと言われたのを覚えています。






デザインというのは本当に面白く不思議なところがあり、でも定番になるには多くの人の共感を得られているからで、絶対に理由があると思うのです。






吉靴房を立ち上げてから、絶対にレザースニーカーを作りたいと思ってたので、京都に来てすぐ製作しました。

そのときに教科書にしたデザインが、コンバースのジャックパーセルというデザインです。




1935年に発売され、今も定番として高い人気を誇る商品で、ずっと変わらず素敵なスニーカーです。


革靴をスニーカーのような雰囲気をもたせ、定番となる表情と格式を持たせるにはと考えに考えたデザインがこちらでした。



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ラウンドとオブリークどちらもいい顔になるように、そして無理のないすっきりとした線を目指しました。




吉靴房の商品としてはパーツが多いほうなので、いろんな色を使うことで華やかで可愛い見た目にもなります。




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関西のブランドの印(イン)さんとのダブルネームは少し違った表情にして期間限定で販売しました。
久しぶりに次の展示では復活させようかなと思うほど気に入っています。







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いかがでしょうか。
どんなファッションジャンルにも合わせられる懐の深さがあるデザインとなっております。
是非お試しくださいませ。




おはようございます♪


初めての一足に向けて
折り込みの練習を
させてもらいました







まず練習に入る前に

型紙から7ミリほど
折りしろを出して裁断




そこから

ぐるりと一周
革を漉きます



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これがなかなか難しくて(´・ω・`;)


しっかりと革を持ち
力の加減をしていかないと
大失敗をします!



漉きすぎて
ぺらっぺらになる上に

ヒドいとちぎれてしまいます




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こんな風に( ̄∀ ̄;)










最も難しい作業のうちの1つなのだと
教えてもらいました




この漉きの作業

気を付けないと
漉き機に指が巻き込まれて

指を怪我してしまうこともあるそう




だいぶ緊張しながら臨みました










漉きが終わったら

型紙の線の1ミリ内側へ
テープを貼りました


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こんな感じです







洋服を作るときも
芯を入れたりしますね









全体に糊を塗って

谷状のところには
切り込みを入れていきます

そのままでは
革が引っ張られて
きれいに折り込むことができません





半分強ぐらいのところまで
1ミリ幅ぐらいの
細かい切り込みを入れました



なんせ初めての作業ばかりなので

とっても時間がかかります





革に睨みをきかせるような形相で
それはもう
慎重にザクザクと…












切り込みを入れ終わったら
内側へ折っていくのですが


左の人差し指で押さえながら
右手に持ったハンマーで
とんとんと叩いていきます

すでに糊づけしてあるため
叩くとくっついてくれるのです





この作業も
最初は四苦八苦💦


谷の部分は
切り込みのおかげで
すんなりと折れるのですが

山の部分は
革が余るため

ある程度予測しつつ

余る部分が均一になるように折り込みます






余る部分が大きすぎたり
等間隔にならなかったりと


またも革を睨みつけながら。笑



なんとか終わることができたのでした











こちらの写真は

折り込みの終わったパーツを
裏革(足に当たる側です!)に
貼り付けたもの


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今回はここまでです!




なんだか風邪っぽい私ですが

今日も元気に始めよー٩(ˊᗜˋ*)و







こんばんは。野島です。



野球漫画の中で僕が最も面白いと思う漫画はダイヤのA(エース)です。
子供の頃はテレビを観ることがあまりなく、NHKのニュースと父が仕事から帰ってきてから観ていたプロ野球くらいしか目にしてませんでした。




どのくらいテレビの話題を知らなかったというと、小学生の頃、光GENJIが超流行っていた頃と思いますが、クラスの女子に光GENJIって何?と聞いて、知らないとか意味わからないんだけどとドン引きされたのをよく覚えています。




野球は観るのは面白いなと思っていましたし、父から長嶋さんの話や王さんの話を聞いてはいて、なんとなく知識があるといったところだったでしょうか。



しかし、高校生の頃、スポーツ推薦でスポーツ専門クラスに入ったので、周りにそれぞれのいわば専門家が多数いるクラスに放り込まれ、ここで他の部のクラスメイトにいろんな専門的な話を聞けたのはすごくよかったと思っています。






その中で野球部の同級生が、一緒にプロ野球を観ている時に配球をズバズバ言い当てることを不思議に思い、詳しく配球の奥深さを教えてもらったものでした。








ダイヤのAは今まで僕が知っていた野球漫画と違い、配球を含めた野球の面白さがつまった作品です。






最初はHULUで配信されているアニメから入りました。
もともとテレビ東京系で始まったようですが、その頃は全く知りませんでした。笑


このアニメが非常にクオリティが高く、是非ともお勧めなので観てみてください。








大まかにダイヤのAを説明すると、高校野球の漫画なのですが、まず主人公の設定が面白いです。
そして進みがめちゃくちゃ遅い!笑


第一部が47巻まであるのですが、2006年の9月に連載スタートして、2015年の8月に47巻が発売。
実に9年かかって漫画内ではまだ1年経っていません!
これってジャンプの超人気漫画NARUTOでいうと、47巻は第2部の中盤から最終章に差し掛かっています。


ダイヤのAの時系列を一言で言ってしまうと、入学して夏の甲子園の予選と選抜の予選までしか進んでないのです。
しかし!内容が非常に濃い!





主人公は最初あまりとりえがないような描かれ方をしているのですが、その未知の才能をレギュラーではない先輩が見抜き、その才能を少しずつ少しずつ開花させるためにトレーニングをさせ、全く野球の知識がない1年生主人公のために細かく指導していく。



野球経験がない僕にもわかりやすくなっていて、そこでの説明や実践での挫折などが後々のここぞという場面に複雑に伏線が絡まりながら回収されていきます。







なるべくネタバレが無いように書くとこんな感じでしょうか。










今はダイヤのA act2が連載中です。
主人公が2年生になり、後輩ができ、更なる成長を目指して頑張っている最中です。
正直もやもやもかなりあったりするのですが、きっと最終巻でうおおおおおおおおお!っとさせてくれると信じ、楽しんでおります。







機会があれば是非読んでみて下さい。










こないだサッカーの事書いておいて、いきなり野球漫画に飛び、しかも一気に書いたので文章これで大丈夫なのか!?


いや、好きなことを正直に書く!という目標からはぶれてないはず!




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