こんばんは。野島です。
今日は漉き機のお手入れをしました。
もともと独立直前に中古で買った漉き機を、かれこれ12年以上使っています。
掃除はもちろん、刃や砥石の交換など定期的にいろいろ手をかけるのですが、今日は初めて送りロールの交換をしました。
革漉き機は左から右に革が運ばれ、その動きの最中に革の端を削ぐようにして厚みを調節します。
右に運ぶ回転するゴムのパーツが送りロールといい、これも長年使うことで磨耗していきます。
実は2年位前から交換をどうしようかな~と検討していましたが、なんとか整備しながら使い、ついにどうにもならないところまできたので交換に踏み切りました。
上記の画像を見てもらうと一目瞭然。左がずっと使っていたもの、右が新品です。
大きさが全然違いますね。
送りロールを外した状態がこの画像です。
これはちょっと上からの画像。
回転する刃が剥き出しでちょっと怖いので、慎重に交換します。
刃に対してギリギリの距離と角度に調整して、油を入れて潤滑にし、再び元に戻しました。
今日から今月分のオーダーのお品物を全部漉きをし始めています。
12年交換していなかった送りが変わったので、感覚が少し違うので、そのあたりを体感的に修正したり、微調整したりして進めています。
教室でも生徒さんに使ってもらうので、ちゃんと説明して怪我と失敗のないように進められるようにしていきます。
さて、そういうお手入れをしつつ、新作が完成しました。
名前は「挿げ羽根短靴」
画像では少しわかりにくいかもしれませんが、一枚目の画像と二枚目の画像で、内側の羽根が替わっています。
ギボシという金具で付け替え可能な羽根になっています。
本体は大きな一枚のヌメ革でできていて、踵部を除くと一箇所縫うだけで製甲ができますが、踵の補強のためと色で楽しんでいただけるように、踵には別の革を選んでいただけるようなデザインにしました。
鼻緒を挿げる、人形の頭を挿げ替えるという言葉から、挿げ羽根と命名しました。
ブーツも作りたくなってきました!
次の展示でお披露目しますので、是非お越しくださいませ。
今日は漉き機のお手入れをしました。
もともと独立直前に中古で買った漉き機を、かれこれ12年以上使っています。
掃除はもちろん、刃や砥石の交換など定期的にいろいろ手をかけるのですが、今日は初めて送りロールの交換をしました。
革漉き機は左から右に革が運ばれ、その動きの最中に革の端を削ぐようにして厚みを調節します。
右に運ぶ回転するゴムのパーツが送りロールといい、これも長年使うことで磨耗していきます。
実は2年位前から交換をどうしようかな~と検討していましたが、なんとか整備しながら使い、ついにどうにもならないところまできたので交換に踏み切りました。
上記の画像を見てもらうと一目瞭然。左がずっと使っていたもの、右が新品です。
大きさが全然違いますね。
送りロールを外した状態がこの画像です。
これはちょっと上からの画像。
回転する刃が剥き出しでちょっと怖いので、慎重に交換します。
刃に対してギリギリの距離と角度に調整して、油を入れて潤滑にし、再び元に戻しました。
今日から今月分のオーダーのお品物を全部漉きをし始めています。
12年交換していなかった送りが変わったので、感覚が少し違うので、そのあたりを体感的に修正したり、微調整したりして進めています。
教室でも生徒さんに使ってもらうので、ちゃんと説明して怪我と失敗のないように進められるようにしていきます。
さて、そういうお手入れをしつつ、新作が完成しました。
名前は「挿げ羽根短靴」
画像では少しわかりにくいかもしれませんが、一枚目の画像と二枚目の画像で、内側の羽根が替わっています。
ギボシという金具で付け替え可能な羽根になっています。
本体は大きな一枚のヌメ革でできていて、踵部を除くと一箇所縫うだけで製甲ができますが、踵の補強のためと色で楽しんでいただけるように、踵には別の革を選んでいただけるようなデザインにしました。
鼻緒を挿げる、人形の頭を挿げ替えるという言葉から、挿げ羽根と命名しました。
ブーツも作りたくなってきました!
次の展示でお披露目しますので、是非お越しくださいませ。
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