こんばんは。野島です。
今日は「シグルイ」という漫画の紹介です。
原作:南條範夫・作画山口貴由による日本の時代劇漫画です。
作画の山口貴由先生の代表作は「覚悟のススメ」。これはマニア的なファンが多数存在する作品で、独特な言い回しや戦い方など、山口節が炸裂しています。
吉靴房は今の場所になる前に、陶芸家である叔父の野嶋信夫が工房として借りていた町家の一部を間借りして立ち上げました。そこは陶芸工房だったので、同世代の陶芸家が作業していて、その陶芸家谷口晋也くんと仲良くなり、サッカーや漫画などの共通の趣味の話をたくさんして毎日盛り上がってました。
今もたまに顔を合わせますが、生粋の京都っ子である彼に京都についていろいろ教えてもらったのでとても感謝しています。
そんな谷口君に勧められたのが「覚悟のススメ」そして「シグルイ」です。
こんな言い方をしたら谷口君に怒られそうですが、覚悟のススメはどうしても馴染めなかった!
というか変な言い回しだらけのギャグ漫画にしか読めなかったです。笑
でも「シグルイ」は僕の中で別物でした。
このシグルイという作品。原作があります。
原作は南條範夫の時代小説「駿河城御前試合」でその中の第一話「無明逆流れ」を中心に描かれています。
しかしですね、原作の第一話はたった36ページ。
シグルイは全15巻。2004年から2010年にかけて連載されていて、要は作品の広がった部分は作画山口貴由のほぼほぼ創作です。これがまた恐ろしく壮大で強烈で作品の躍動感に繋がっています。
山口先生の作品は他のも読みましたが、原作がある方がいいんじゃないかなと僕は思っています。
「シグルイ」の大筋を書きますと、
江戸時代寛永6年に時の駿河大納言徳川忠長の命で駿府城内で御前試合が行われることとなり、さらに慣例では木剣を使用するはずが、これまた駿河大納言の命で真剣を使用することとなりました。
そこで隻腕の剣士、藤木源之助と盲目・跛足の剣士、伊良子清玄が戦います。
この2人には想像を絶する因縁があり、第一巻の戦いの最中から過去の因縁の話に遡り、そして対決に繋がるというストーリーです。
この作品は恐ろしくグロテスクな表現が多く、簡単に言うと内蔵や血が飛び出しすぎです。
ですが、全ての描写が凄まじい画力で描かれていて、さらに山口先生の妄想が作品に強烈なインパクトを加えています。
読んだ方なら
虎眼先生
流れ星
何よりでござる
鯉こく
加減しろ莫迦!前髪だぞ!
ぜひ もそっと
がま剣法
兜投げ
彼奴
無明に落ち果てしか
縄に繋がれし牛は連れてはいけぬ
虎眼流が太刀をかついだら用心せい
戯れなれば当て身にて
などなど
このあたり、いやまだまだありますが、このセリフを読んだだけで僕と数時間シグルイ話ができると思います。グロテスクな表現に耐性がある方は是非読んでいただきシグルイ話で盛り上がりましょう!
今日は「シグルイ」という漫画の紹介です。
原作:南條範夫・作画山口貴由による日本の時代劇漫画です。
作画の山口貴由先生の代表作は「覚悟のススメ」。これはマニア的なファンが多数存在する作品で、独特な言い回しや戦い方など、山口節が炸裂しています。
吉靴房は今の場所になる前に、陶芸家である叔父の野嶋信夫が工房として借りていた町家の一部を間借りして立ち上げました。そこは陶芸工房だったので、同世代の陶芸家が作業していて、その陶芸家谷口晋也くんと仲良くなり、サッカーや漫画などの共通の趣味の話をたくさんして毎日盛り上がってました。
今もたまに顔を合わせますが、生粋の京都っ子である彼に京都についていろいろ教えてもらったのでとても感謝しています。
そんな谷口君に勧められたのが「覚悟のススメ」そして「シグルイ」です。
こんな言い方をしたら谷口君に怒られそうですが、覚悟のススメはどうしても馴染めなかった!
というか変な言い回しだらけのギャグ漫画にしか読めなかったです。笑
でも「シグルイ」は僕の中で別物でした。
このシグルイという作品。原作があります。
原作は南條範夫の時代小説「駿河城御前試合」でその中の第一話「無明逆流れ」を中心に描かれています。
しかしですね、原作の第一話はたった36ページ。
シグルイは全15巻。2004年から2010年にかけて連載されていて、要は作品の広がった部分は作画山口貴由のほぼほぼ創作です。これがまた恐ろしく壮大で強烈で作品の躍動感に繋がっています。
山口先生の作品は他のも読みましたが、原作がある方がいいんじゃないかなと僕は思っています。
「シグルイ」の大筋を書きますと、
江戸時代寛永6年に時の駿河大納言徳川忠長の命で駿府城内で御前試合が行われることとなり、さらに慣例では木剣を使用するはずが、これまた駿河大納言の命で真剣を使用することとなりました。
そこで隻腕の剣士、藤木源之助と盲目・跛足の剣士、伊良子清玄が戦います。
この2人には想像を絶する因縁があり、第一巻の戦いの最中から過去の因縁の話に遡り、そして対決に繋がるというストーリーです。
この作品は恐ろしくグロテスクな表現が多く、簡単に言うと内蔵や血が飛び出しすぎです。
ですが、全ての描写が凄まじい画力で描かれていて、さらに山口先生の妄想が作品に強烈なインパクトを加えています。
読んだ方なら
虎眼先生
流れ星
何よりでござる
鯉こく
加減しろ莫迦!前髪だぞ!
ぜひ もそっと
がま剣法
兜投げ
彼奴
無明に落ち果てしか
縄に繋がれし牛は連れてはいけぬ
虎眼流が太刀をかついだら用心せい
戯れなれば当て身にて
などなど
このあたり、いやまだまだありますが、このセリフを読んだだけで僕と数時間シグルイ話ができると思います。グロテスクな表現に耐性がある方は是非読んでいただきシグルイ話で盛り上がりましょう!
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