ハンターハンターの連載再開はいつになるのでしょうか。
気になって仕方がない野島です。こんばんは。



革靴の基本的な形状に「内羽根」と「外羽根」というものがあります。
内羽根はバルモラルやオックスフォードと呼ばれる形で、外羽根はダービーやブラッチャーと呼ばれる形があります。



そもそも靴における羽根とは何かというと、足を入れやすくするために開く部分のことです。
紐靴であれば、紐通しがついている部分になりますね。




こちらは内羽根の短靴タイプ
118


こちらは内羽根のブーツになります。
P1012893


ご覧いただいてわかるように紐通しの部分が、爪先から甲にかかる部分に対して下に入っている形状を内羽根と言います。形状から足を入れるときに広がるスペースがやや狭いので、全体的にすっきりとした印象になるので、フォーマルな雰囲気が出やすいデザインです。





吉靴房ではオブリーク型も使っているので、カジュアルな雰囲気にもなります。
P3295465








こちらは外羽根です。
P1012841




こちらは外羽根のブーツになります。
P3311885





ご覧のとおり外羽根は爪先から甲にかかる部分に対し、上に乗るような形状のことを言います。

こちらのほうが内羽根に比べて足を入れるときにガバッと開くことができるので脱ぎ履きがしやすくなる一方全体的にカジュアルな雰囲気のデザインが多いのが特徴です。



ワークブーツのようなタイプは外羽根がおおいですね。






正式なフォーマルでは更に細かく決まりごとがあるようですが、吉靴房では基本的に普段履きにしていただくように意識してデザインを作っているので、あまり細かいことを気にせず履いていただくのが嬉しいです。見た目のお好みで選んでいただければ、後はこちらでお客様の足にピタッとくるようにお作りしますのでお任せくださいませ。







おまけ



うちのスタッフがまだ教室の生徒さんとして来ている頃の作品。
羽根を文字通り羽根にしてデザインを作りました。

DSC01713


カモをイメージしてデザインしたそうです。
後ろから見るとよくわかります。


DSC01714





カモの形をした外羽根です!