「靴を作るが靴職人と呼ばれるのはちょっと・・・」つくりて野島と新人マキコのブログ

京都の手作り靴工房「吉靴房」で毎日手作りで靴を作る日々。 そして靴以外にも好きなものがあり、製作の合間の出来事も赤裸々に綴っていきます。 基本的にインドアなので、漫画、ゲーム、歴史、科学などなど。 靴作りと好きなことを中心に毎日更新します。 このブログは靴のつくりて野島とこれから初めて靴作りを学ぶ新人マキコの2人でお届けします。

タグ:記者会見

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『お知らせ』

現在のオーダーメイド完成予定時期は
2022年6月末完成、2022年7月初旬お届け予定となっております。
お時間いただき申し訳ございませんがどうぞよろしくお願いいたします。

オーダー方法についてはこちらをご覧くださいませ。
http://kikkabo.livedoor.blog/archives/cat_323072.html


靴磨きも承っております。是非ご利用くださいませ。
http://kikkabo.livedoor.blog/archives/22615170.html
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こんばんは。野島です。


昨日いつも参加させて頂いているデザインウィーク京都2022の記者会見がありました。


代表の北林さんから5分ほど話をして欲しいとご依頼いただきまして、僭越ながらコラボの実例をお話しさせていただきました。

吉靴房としてコラボさせていただいているのは

○ドローン仏でおなじみ土御門仏所さん
○宇治の義肢装具士楠岡義肢製作所さん
○宇治の組紐昇苑くみひもさん

です。
素晴らしい皆様とご一緒させていただき光栄です。
デザインウィーク京都の交流会がなければなかなか出会う機会さえなかったと思います。


記者会見の模様は京都新聞に掲載されたそうです。




デザインウィーク京都2022は来月13日からスタートします。楽しみたいと思います。

それではまた明日、

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革靴寺子屋生徒募集


吉靴房で革靴や革製品を手作りしてみませんか。

型紙、革の裁断、ミシン、釣り込みなど全ての工程を、
ものづくりが初めての方も楽しく作ることができます。

作りながら靴や革の専門的な話から、ニュースや歴史、音楽、
スポーツや漫画やゲーム、哲学から天文学、心理学など
いろんなジャンルのいろいろな会話を楽しみながら靴を作れる教室です。

デザインは吉靴房製品からオリジナルまで手作りで出来るものなら何でも自由!
材料費込みなので失敗を恐れず作ることができます。

進み具合は生徒さんそれぞれ全員違いますが、
スタッフ一同で全力でサポートいたします。

ちょっと興味あるかなという方から、
本格的に学びたい方までお問い合わせお待ちしております。

http://kikkabo.livedoor.blog/archives/15633049.html

実践革靴製作専門習得コースも立ち上げました。

http://kikkabo.livedoor.blog/archives/22840528.html


075-414-0121
nojima@kikkabo.jp

お問い合わせは野島まで。よろしくお願いします。
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吉靴房では足の採寸を広める活動をしていきます。
靴や足に関わる同業者の方、整体の先生、
ウォーキング指導者の方、スポーツ関係者の方、
靴下屋さんなどなど
ご興味ある方はご一報くださいませ。

nojima@kikkabo.jp
075-414-0121

どうぞよろしくお願いします。
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こんばんは。野島です。


2019年3月21日メジャーリーガーイチロー選手が現役引退されました。
僕は高校を剣道を使ってスポーツ専門クラスのに行ったので、もともとスポーツ全般に幅広く興味がありますが、最も影響を受けた選手は「イチロー」でした。



彼は僕より年が2歳上のまさにスーパースター。アスリート、野球選手という枠には収まらない存在だと思います。


とにかく頭を使って自分の体や感覚と対話し、必要なことややるべきことを自分自身で見つけ出し実行する。それを日本のプロ野球から数えて28年もの間現役で、そして一流であり続けた時代を象徴する稀有な存在だと思います。



ブログがアップされるときには昨日のこととなりますが、イチロー選手の大ファンである私、仕事を途中で切り上げて記者会見を見ました。




今日はその中で印象に残ったお話を記録していきたいと思います。

現役を引退ということについて後悔はありますか?
イチロー)後悔は全くない。重ねることでしか後悔を生まないことはできないのではないか。



これからの若い人に向けてメッセージをお願いします。
イチロー)自分が熱中できるもの、夢中になれるものを見つけられればそれに向かってエネルギーを注げる。
そういうものを見つけて欲しい。それが見つかれば自分の前に立ちはだかる壁に向かっていける。
自分に向くか向かないかよりも好きなものを見つけて欲しい





28年のプロ生活、あまりにも長かったと言っておられたが、一番印象に残ったことという質問。
イチロー)色々な記録に立ち向かってきたが、そういうものは目指してやってきたが、たいしたことではなかった。記録は後輩が抜いていくもの、それ自体はすごく小さく思えること。10年連続200本打ったことやMVPをとったとかオールスターでとかはちいさなこと。

今日のあの舞台に立てたことは、去年の5月からゲームに出られなかったが、練習を続けてきて成し遂げたからこそできたこと。ここにどんな記録よりもささやかな誇りを持たせてくれた。



野球を楽しんでやれていたか?
イチロー)肩の力を抜いたことは一度もない。

野球が楽しかったのはプロに入って3年目まで。その後はやりがいや満足感などたくさんあったが、楽しいかといわれると違った。




野球の魅力とは?
イチロー)野球の面白いところは団体競技ではあるが個人競技でもあること。チームとして勝ってかつ個人として結果を出さなければいけない。その厳しさが魅力である。
そして同じ瞬間が無いということ。必ずどの瞬間も違う。飽きがこない。








会見中彼は照れがあったのか、心を勝手に想像されないようにしていたのか、反応を単純に気にしていたのか、おかしなこといってます?と何度も言っていた。
これは言ってはいけないな、とか言葉を選びながら慎重にかつズシっと伝わる表現を探しながら。





以前から色々なメディアで取り上げられていたイチローさんの言葉の中でとても印象に残っているのは
「僕は天才ではないです。なぜならどうしてヒットを打てるのか説明できるから。」
「夢や目標は小さなことをこつこつ積み重ねることでしかたどり着くことができない。」
「努力すれば報われると本人が思っているとしたら残念。第三者が見ていると努力に見えるが本人には全くそうではないという状態にしなくてはいけない。」


これは自分にいつも言い聞かせている言葉です。






イチロー選手お疲れ様でした。本当にあなたには多くの影響を受けました。
僕自身のものつくりにもあなたの言葉の影響があります。本当にありがとうございます。
今後のご活躍も楽しみにしております。
いつか靴を作って履いていただきたいと思っています。













































 

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