こんばんは。野島です。




久しぶりに砥石修正用のダイヤモンド砥石を購入して、砥石の反りを直しました。
砥石と包丁は基本的にセットで使うので、ずっと使っていて砥石が削れても包丁も同じように削れているので問題なく研ぐことができます。




ただ、どうしても砥石が目詰まりして研ぎにくくなるので、定期的に砥石を修正する必要があります。




ダイヤモンド砥石


GOKEI_CO 修正砥石 面直し用砥石 両面使える2役タイプ 砥石 面直し 修正用 粒度 #180/#120 258×75×13mm 460g ダイヤモンド セラミック修正砥石 荒砥石修正用




今回はこれを購入して使ってみました。
荒砥石修正用ということで、かなりゴリゴリ削れる為、思ったより早く修正できました。すごく良かったです。




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僕は7本ほど包丁を使っていますが、レギュラーメンバーは上記の3本ともう少し幅の細い1本です。


砥石包丁ともに修正したので思い描いた切れ味になりました。





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ファスナー付ブーツのグレーディングがあったので、研いだ包丁で早速切りました。
グレーディング(grading)とは、立体裁断や平面裁断でつくられた標準寸法の型紙を、必要なサイズに応じて拡大したり、縮小したりすること。です。






基本型からお客様のサイズに近い状態に拡大縮小して、その型紙を展開して製造に進めます。



上記の画像が基本型となる元型。

そして

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甲型と裁断型を元型を基準に作ります。


貼りこみシロは銀ペンで線を引けるように予め切り抜いてあります。






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同じように裏型も裁断します。




ブーツの型紙はやや複雑なので、これを全部切るのに約1時間半ほどといったところでしょうか。


教室ではなかなか説明が難しく、型紙の展開だけで2回分(6時間)くらいかかることがあります。
僕の説明が下手でなかなか上手くお伝えできずすみません・・・
型紙は難しいですよね。もっと上手くお伝えできるように日々精進いたします。


そろそろ漉きの作業に取り掛かる時期になってきましたが、いろいろ作りたくて時間が足りません!頑張ります!