「靴を作るが靴職人と呼ばれるのはちょっと・・・」つくりて野島と新人マキコのブログ

京都の手作り靴工房「吉靴房」で毎日手作りで靴を作る日々。 そして靴以外にも好きなものがあり、製作の合間の出来事も赤裸々に綴っていきます。 基本的にインドアなので、漫画、ゲーム、歴史、科学などなど。 靴作りと好きなことを中心に毎日更新します。 このブログは靴のつくりて野島とこれから初めて靴作りを学ぶ新人マキコの2人でお届けします。

タグ:折込

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『お知らせ』
現在のオーダーメイド完成予定時期は
10月末完成、11月初旬お届け予定となっております。
どうぞよろしくお願いいたします。

オーダー方法についてはこちらをご覧くださいませ。
http://kikkabo.livedoor.blog/archives/cat_323072.html


靴磨きも承っております。是非ご利用くださいませ。
http://kikkabo.livedoor.blog/archives/22615170.html
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こんばんは。野島です。

昨日は急ぎの製甲を進めました。

IMG_1879

漉きをした革に折込芯(アイデアルテープ)を貼ります。
これは補強と伸び止めの役割です。

IMG_1880

テープに合わせて端を折っていきます。

インスタに動画をアップしたので、よかったらご覧ください。

IMG_1885

端を折るとこんな感じになります。

パーツ毎に折ったものを貼り合わせてミシン掛けをします。

IMG_1889

足袋型の指又は特に難しいので慎重に進めます。

IMG_1890

これは意外とわからないところですが、箔のデザインは光が反射してミシンが掛けにくいです。
画像だとわからないですね!
ジロジロ見ても目が疲れてしまうので、感覚で縫います。

IMG_1891

明日には製甲が仕上がるので、そしたらすぐ釣り込みにかかります。

昨日のうちに中底の癖付けはしてあります。
なるべく効率よく進めたいですね。


急いでも細かなところまで注意して仕上げていきたいと思います。

それではまた明日。

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どうぞよろしくお願いします。
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おはようございまーす!



昨日の続きから
進めてまいりますっ







さぁさぁ!
ミシンがけから始めます

まずは裏革から




FullSizeRender




ちょっと頑張ったよ!






次は表です

糸は何色にしようかな?


赤も可愛いけど
黄色がいいかな?


うん、黄色にしよう!




水谷さんに
糸をセットしてもらいスタートです




IMG_1971



黄色可愛い💕

けど…

目立たない色にすれば良かった。笑

下手さが際立つ( ノД`)シクシク…









続いては折り込みです

ですがその前に
練習でもしたようにテープをペタペタ


これは紐が通る穴を開けるところに
補強用の革を貼りました

IMG_1974





そして糊を塗って
谷の部分に切り込みを入れます




折り込んだら
裏革と張り合わせるのですが

その際に
使用する糊を間違えてしまって…



強い糊と
弱い糊を使い分けるのですが

私が勘違いしてしまい
強いほうの糊を塗ってしまいました




宇都宮さんが
基本、ミシンをかけるところは
弱い糊を

ミシンをかけないところは
強い糊を使うと教えてくれました









裏革との貼り合わせです


IMG_1975






少しずつ
立体に近づいてきましたよ!






完成が本当に楽しみ(*´ω`)♪









中底に使用する革も
予めカットしておいたので

まず革をぬるま湯につけて湿らせ
型に合わせて
クギを打ちつけます


クギを打つのは3ヶ所

打つ順番は
後ろ→前→真ん中


クギは最後まで打ちつけずに
少し浮いた状態で留めます

そして横に倒すのですが
前は前側
真ん中と後ろは後ろ側に倒します



写真を撮りそびれてしまって(´・ω・`;)

言葉だけの説明では
なんのこっちゃですよね
すみません( ̄∀ ̄;)








今回はここまでです!


どの作業をとっても
簡単そうに見えて
実はとても難しい靴作り



お客様に履いてもらえるような靴を
作れるようになるには

まだたまだかかりそうです



確実なスキルアップを目指して
頑張るぞー!!





















吉靴房の隣には
(厳密に言えば隣の隣ですが)


たんきり飴本舗という
お店があります



ずーっと気になっていて
昨日初めてお店を覗いてきました!

京都のお店は
初めてのお客さんには
冷たいイメージがあったのですが


とても気さくな店員さんで

オススメの飴を教えてもらったり
陳列された商品を説明してもらったり

ちょっとした世間話なんかも
してくださいました(*´ω`)







買ってきたのはこれ

IMG_1972



お店の名前でもある
たんきり飴です!




生姜が効いていて
とっても美味しかった(*´ω`)



たんきり飴という名前から

やはり痰の切れに効果があるそうです




甘口と辛口がありました

辛いのは大好きなんですが
まずは甘いのから♪



あっという間に
なくなってしまいそうです

















昨夜は
だいぶ冷え込みました

今日も寒そう!



でも元気に乗り切ろー!





マキコでした!








おはようございます♪


初めての一足に向けて
折り込みの練習を
させてもらいました







まず練習に入る前に

型紙から7ミリほど
折りしろを出して裁断




そこから

ぐるりと一周
革を漉きます



IMG_1948



これがなかなか難しくて(´・ω・`;)


しっかりと革を持ち
力の加減をしていかないと
大失敗をします!



漉きすぎて
ぺらっぺらになる上に

ヒドいとちぎれてしまいます




IMG_1949




こんな風に( ̄∀ ̄;)










最も難しい作業のうちの1つなのだと
教えてもらいました




この漉きの作業

気を付けないと
漉き機に指が巻き込まれて

指を怪我してしまうこともあるそう




だいぶ緊張しながら臨みました










漉きが終わったら

型紙の線の1ミリ内側へ
テープを貼りました


IMG_1950



こんな感じです







洋服を作るときも
芯を入れたりしますね









全体に糊を塗って

谷状のところには
切り込みを入れていきます

そのままでは
革が引っ張られて
きれいに折り込むことができません





半分強ぐらいのところまで
1ミリ幅ぐらいの
細かい切り込みを入れました



なんせ初めての作業ばかりなので

とっても時間がかかります





革に睨みをきかせるような形相で
それはもう
慎重にザクザクと…












切り込みを入れ終わったら
内側へ折っていくのですが


左の人差し指で押さえながら
右手に持ったハンマーで
とんとんと叩いていきます

すでに糊づけしてあるため
叩くとくっついてくれるのです





この作業も
最初は四苦八苦💦


谷の部分は
切り込みのおかげで
すんなりと折れるのですが

山の部分は
革が余るため

ある程度予測しつつ

余る部分が均一になるように折り込みます






余る部分が大きすぎたり
等間隔にならなかったりと


またも革を睨みつけながら。笑



なんとか終わることができたのでした











こちらの写真は

折り込みの終わったパーツを
裏革(足に当たる側です!)に
貼り付けたもの


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今回はここまでです!




なんだか風邪っぽい私ですが

今日も元気に始めよー٩(ˊᗜˋ*)و







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