「靴を作るが靴職人と呼ばれるのはちょっと・・・」つくりて野島と新人マキコのブログ

京都の手作り靴工房「吉靴房」で毎日手作りで靴を作る日々。 そして靴以外にも好きなものがあり、製作の合間の出来事も赤裸々に綴っていきます。 基本的にインドアなので、漫画、ゲーム、歴史、科学などなど。 靴作りと好きなことを中心に毎日更新します。 このブログは靴のつくりて野島とこれから初めて靴作りを学ぶ新人マキコの2人でお届けします。

タグ:好きなこと

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『お知らせ』

現在のオーダーメイド完成予定時期は
2022年3月末完成、2022年4月初旬お届け予定となっております。
お時間いただき申し訳ございませんがどうぞよろしくお願いいたします。

オーダー方法についてはこちらをご覧くださいませ。
http://kikkabo.livedoor.blog/archives/cat_323072.html


靴磨きも承っております。是非ご利用くださいませ。
http://kikkabo.livedoor.blog/archives/22615170.html
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こんばんはを野島です。


昨日は中旬完成予定の釣り込みと片足サンプル用の型紙を進めました。

IMG_3119

これだけ見ると変な形ですが、吉靴房として初めて作る所謂「Tストラップ」タイプのデザインです。

IMG_3121

寸五シリーズでフェミニンな靴型にチャレンジしています。

IMG_3123

元型がこの黄色の画像でこれを紙アッパーにすると、


IMG_3122

このような雰囲気のシルエットになります。
デザイン画に近い形状になっていると思います。


仕上がりが楽しみです!


独立前は婦人靴のメーカーにいたので、その頃のことを思い出しながら線を探っています。


最近は多様な性LGBTに配慮した言い方が必要かと思いますが、足と靴の関係性において骨格的に平均値を見ると男女差はあるので男性用とか女性用とかフェミニンなんていう言い方をしますがご容赦くださいませ。

もちろん足の形も様々なので、合うサイズも様々です。
元々ヒールは男性用でしたし、スカートが男性の正装の国が今もありますよね。知った上でわかりやすい表現として使っています。


僕としては好きな何かは周りにとやかく言われる筋合いはないというスタンスです。

家庭環境的に色々言われ続けたのでその反動はあると思いますが、人の道に外れたこと、例えば他人を傷つけるようなことをしなければ何が好きでも堂々と好きであれば良いと思います。


実際僕自身学生時代に靴磨きをしていただけでひどいことを言われたり、靴に日本の要素を入れたデザインを作りたいと話すだけで罵倒されたこともあります。

思うがままに懸命に胸を張って生きたいと思います。

子供達にも好きなことを楽しく追求したらいいよと伝えたいです。

書き始めと随分口調の違うブログになりましたがつらつらと偽らざる気持ちを書きました。
誤解なく伝われば嬉しいです。

それではまた明日。

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革靴製作教室生徒募集


吉靴房で革靴や革製品を手作りしてみませんか。

型紙、革の裁断、ミシン、釣り込みなど全ての工程を、
ものづくりが初めての方も楽しく作ることができます。

作りながら靴や革の専門的な話から、ニュースや歴史、音楽、
スポーツや漫画やゲーム、哲学から天文学、心理学など
いろんなジャンルのいろいろな会話を楽しみながら靴を作れる教室です。

デザインは吉靴房製品からオリジナルまで手作りで出来るものなら何でも自由!
材料費込みなので失敗を恐れず作ることができます。

進み具合は生徒さんそれぞれ全員違いますが、
スタッフ一同で全力でサポートいたします。

ちょっと興味あるかなという方から、
本格的に学びたい方までお問い合わせお待ちしております。

http://kikkabo.livedoor.blog/archives/15633049.html

実践革靴製作専門習得コースも立ち上げました。

http://kikkabo.livedoor.blog/archives/22840528.html


075-414-0121
nojima@kikkabo.jp

お問い合わせは野島まで。よろしくお願いします。
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吉靴房では足の採寸を広める活動をしていきます。
靴や足に関わる同業者の方、整体の先生、
ウォーキング指導者の方、スポーツ関係者の方、
靴下屋さんなどなど
ご興味ある方はご一報くださいませ。

nojima@kikkabo.jp
075-414-0121

どうぞよろしくお願いします。
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こんばんは。野島です。



お客様や知り合いなどに「好きなことを仕事にするって一番ですよね!」とよく言っていただきます。
今の環境は自分にとってとても大切な良い状況だと思うので大変ありがたいことです。



でも実は好きなことを仕事にしたかというと、ちょっとだけ違う気がします。


自分がイメージできる選択肢がこれしかなかったという表現が少しだけ好きなことに乗っているといえば伝わるでしょうか。



もちろん今は何かを作るということが好きで楽しくていろいろ試しながら毎日課題を持って過ごしています。でも好きなことややってみたいことは本気度を考えなければたくさんあり、本当に好きなことは何かと聞かれると、「物事の真理を知りたい」になると思います。


もっというと、誰かが頑張って調べてくれたことを教えて欲しいという、かなり他力本願な願望があります。笑





靴屋をやろうと思ったのは、ファッションが好きだったということと、ファッションのジャンルの中で、靴というアイテムに可能性を感じたからというのが本音で、やると決めたからには絶対にやりきると決断したからです。


大学生やこれから靴または革製品を作る生活をしていきたいという方から相談を受けることがありますが、無責任ではなく、「とりあえず思いつくことをやってみること」をオススメしています。



たとえ靴業界のこと、靴の作り方、革のことなど全く全然知らなくても良いのです。全然知らないからこそ思いつくことがあり、遠回りしながら自分が思ったものと違うモノが出来上がるでしょう。それが10年後20年後に役に立つよと話します。





履き心地がすごくいい!とか、デザインがかわいい!とかいろいろな前向きなお褒めの言葉を少しずつ頂き、お叱りをいただきながら考えて考えて考えて次に活かすを繰り返すことで、本当に好きになってくるものなのかなと思います。


やったことがないことでも、不安でもとりあえずやってみましょう。
行動する中でモチベーションが出始めたらもうこっちのものです。それがハマるってやつかなと思います。




自分にも言い聞かせながら今日はブログを書きました。
新しいことに挑戦すること、行動することが次の好きなことに繋がると思うので挑戦していきたいと思います!



















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