「靴を作るが靴職人と呼ばれるのはちょっと・・・」つくりて野島と新人マキコのブログ

京都の手作り靴工房「吉靴房」で毎日手作りで靴を作る日々。 そして靴以外にも好きなものがあり、製作の合間の出来事も赤裸々に綴っていきます。 基本的にインドアなので、漫画、ゲーム、歴史、科学などなど。 靴作りと好きなことを中心に毎日更新します。 このブログは靴のつくりて野島とこれから初めて靴作りを学ぶ新人マキコの2人でお届けします。

タグ:和装業界

こんばんは。野島です。




僕が新作に没頭している間にスタッフが頑張ってくれて今月分の製甲がほぼ完成しました。
今週末からは釣り込みに掛かります。

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さて、ずっと頭にあってもなかなか進まなかった案件が、急にいくつも重なって進み始めるってことありますよね。今まさにそんな状態です。






ヒールのデザインはそれこそ10年考えていたことでしたが、今回手がけているデザインは独立前から頭にありました。

それは革靴を履いた状態なのに、足袋に草履または下駄を履いた状態に見える商品を作りたいということです。






袴や袈裟に足袋と草履。これはもう手の出しようが無い完璧な形、スタイルです。
時代時代にその時々の職人さん達が、持てる技術を駆使して様々な商品を生み出し、使われ、淘汰されたその先に、伝統が受け継がれています。





そんな選ばれしスタイルにも何か新しいことを求められたり、または求められるタイミングにすぐ対応できるように僕自身思いついたことを出来る限りやって行きたいと思っています。




吉靴房の商品で、五枚丈というものがあります。
僕自身の子供のように愛しているデザインで、大変多くのお客様にご愛用いただいている作品です。
ご愛用の皆様本当にありがとうございます。


五枚丈
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このデザインにはまだ可能性があるのではないかと思い、なんとか鼻緒をつけることができないか。
足袋に草履という完璧なスタイルに少しでも割って入る形状はできないだろうかと考え、この度新作に取り掛かっています。






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京都で13年以上仕事をさせていただくことで、和装業界の方々とご一緒できるようになりました。そんな嬉しい繋がりから、吉靴房で使用している革を使って下駄の鼻緒を作る機会をいただけたので、五枚丈を少しアレンジして鼻緒を挿げてみたいと考えました。



今までの五枚丈よりも簡単に脱ぎ履きできて、より本格的な見た目になるようにしたいと思っています。




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まずは片足サンプルから。これはどの新作も同じです。

どうぞお楽しみに!




















こんばんは。野島です。



今日は打ち合わせ三昧の日でした。
今頭に思い描いている新デザインを形にする為に、和装業界のお力添えが必要で、数年前からお世話になっている和装業界大手の社長にお話を伺ってきました。


まだ少し先になりそうですが、いい形になるよう進めて行きたいと思います。




その後は学生が運営する雑誌の打ち合わせ。
打ち合わせ担当者と今日は紙面に掲載する際のデザイナーもいっしょに工房に来てくださいました。



最初ものすごく緊張されていたので、冗談を交えながらなんとかリラックスしていただくようにしたつもりですが、どうだったかな?
もう僕の半分以下の年齢の方々と打ち合わせをしたりすることも珍しくなくなってきました。


若い力は素晴らしい。少し話すだけでもとても勉強になりますね。僕らの世代が意識していないことをナチュラルに吸収し使っている世代のちょっとしたニュアンスの言葉も刺激になります。


いろいろな世代の方々と仕事の話ができるのは幸せなことですね。
刺激しあえるよう僕も頑張って行きたいと思います。





昨日マキコさんが工房の庭を綺麗にしてくれました。なかなか手付かずだったのでとても助かりました。

植物関係は好きですが育てるのは苦手で、なんとか手入れして順調に育っているのは工房入り口にぶら下げてあるハンギングのポトスだけです。

ポトス①



2年前はこんなに小さく可愛い感じだったんですが、庭の土を加えて植え替えてみたところ今年は一気に大きく成長しました!


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いい感じにワッサワサになってきましたね。
様子を見ながらますます大きくなってもらえるようにしたいと思います。







今日はオーダーの商品の漉きを進めましたが、同時にまた新作の型紙をしております。



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吉靴房でベストセラーのひとつである踵単皮のヒールの高いバージョンを製作中です。


早くもいい感じになりそうな予感がして早く進めたい!
またご報告できるようにがんばります!



























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