「靴を作るが靴職人と呼ばれるのはちょっと・・・」つくりて野島と新人マキコのブログ

京都の手作り靴工房「吉靴房」で毎日手作りで靴を作る日々。 そして靴以外にも好きなものがあり、製作の合間の出来事も赤裸々に綴っていきます。 基本的にインドアなので、漫画、ゲーム、歴史、科学などなど。 靴作りと好きなことを中心に毎日更新します。 このブログは靴のつくりて野島とこれから初めて靴作りを学ぶ新人マキコの2人でお届けします。

タグ:コミュ症

こんばんは。野島です。



元々僕自身コミュニケーションが非常に苦手で、実はものづくりをやろうと思ったきっかけは「作ったものを見てもらえればいいのでは?」という非常に浅はかな考えが少しありました。


少し考えればそんなことでは上手くいくはずがないことがわかるはずですが、当時の僕はその程度の人間でした。


次第に自身の手がける仕事の責任の重さを知り、期待を裏切らず、期待以上の商品を提供することの難しさと、コミュニケーションの大事さを痛感することになります。



独立して数年間本当に忙しくて、子育てもままならず子供達には本当に申し訳ない思いでいっぱいですが、、最近はやっと時間の作り方を確立でき、スタッフも頑張ってくれるおかげで色々な方と接するという目標を立てて行動することができるようになりました。




出来る限り外にでて人と接するという目標を2年前に立て、西陣サロンやデザインウィーク京都という場に参加させていただくことが出来ています。
剣道に復帰するということもその一環でした。



秋分の日には18年ぶりに試合に出場します。怪我しない程度にがんばります。



今日もデザインウィーク京都の交流会に参加しました。
毎回世界の広さというか、自分の視界の狭さを痛感し、周りのすごい人達から影響を受けております。


外に出て人と接するという目標を少しずつ実現し、新しいアイデアが形になるところまで進んできました。
今後もコミュニケーションを積極的にしながら、信頼し合える人間関係を築き前に進みたいと思います。




ではではまた明日。

















DESIGN WEEK KYOTOとは


京都をよりクリエイティブな街に
そんな思いを持った京都の有志が集まり、「DESIGN WEEK KYOTO」をスタートしました。私たちが考える「Design」とは、「de + sign」、つまり、現在目の前に見えていること(sign)から視点や思考を離す(de)ことで、本質を見つめ直し、時代に合った新たな物事の創出に繋げていこう、という意味合いを込めています。
DESIGN WEEK KYOTOでは、2019年2月17〜24日の1週間にわたって、京都のモノづくり現場(SITE)がオープンします。





今回吉靴房としてこのデザインウィーク京都のオープンファクトリーという企画に参加させていただくことになりました。
一言でいうと工房公開ですね。

期間中の金、土、日、月に工房公開をいたします。
普段の営業時間になるのですが、何でもご質問にお答えできるように準備しますので、是非お越しいただければと思います。

2/17(日) 14:00~17:00
2/18(月) 10:00~16:00
2/22(金) 10:00~16:00
2/23(土) 14:00~17:00
2/24(日) 14:00~17:00

以上の時間帯は工房公開時間となります。
詳しくは以下をご覧くださいませ。

http://www.designweek-kyoto.com/jp/store/detail/?id=36








実はこのデザインウィーク京都は僕自身がずっと待ち望んでいた企画でした。
吉靴房を立ち上げる際、実際に製作している現場がガラス越しにいつも見ることができるというのは、価値があるのではないだろうかという思いから、1階が工房、2階がショールームという造りにしました。



京都にきてからというもの、本当にユニークで個性的ですごい人が半径1キロでもたくさんいることに気づき、どうにか繋がりを持つことや、一緒に街を盛り上げるようなことができないだろうかと考えていました。



しかしながら言い訳ではありますが、なかなか普段の作業が忙しく、しかも所謂コミュ症である僕にはいろんな方と繋がりを作っていくことが非常にハードルが高く、誰かまとめて引き受けてくれないかななんて甘い考えを持ったまま10年以上が経過しました。




吉靴房での仕事が10年を越えた頃、今までと少しでも違う目標を持って動くようにしようと心に決め、いろんな人と出会えるようなお話を伺ったら、できる限り顔を出すようにしていたところ、デザインウィーク京都の代表理事である北林さんを友人のライターさんに紹介していただき、今年初めて参加させていただくことになりました。






今日はその直前決起集会があり、北林さんにお礼を言ってきたところです。
北林さんには参加したいな~と思っても、実際には行動にうつさない人も多い中、参加してくれるのだからそれだけでこちらとしてはありがたいといっていただきましたが、いやいや心から感謝しています。なんせ10年以上くすぶっていた思いを、もっとすごい形で実現してくれているのだから。
もうね、感謝の正拳突きをネテロと同じ要領でこなさないといけないレベルです。




2月17日からのデザインウィーク京都、吉靴房だけではなく非常に多彩で面白い様々なものづくりの現場が見ることができますので是非お越しくださいませ!





P7226192














このページのトップヘ