「靴を作るが靴職人と呼ばれるのはちょっと・・・」つくりて野島と新人マキコのブログ

京都の手作り靴工房「吉靴房」で毎日手作りで靴を作る日々。 そして靴以外にも好きなものがあり、製作の合間の出来事も赤裸々に綴っていきます。 基本的にインドアなので、漫画、ゲーム、歴史、科学などなど。 靴作りと好きなことを中心に毎日更新します。 このブログは靴のつくりて野島とこれから初めて靴作りを学ぶ新人マキコの2人でお届けします。

カテゴリ: > ひの寸五(ヒール)

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『お知らせ』
現在のオーダーメイド完成予定時期は
9月末完成、10月初旬お届け予定となっております。
どうぞよろしくお願いいたします。

オーダー方法についてはこちらをご覧くださいませ。
http://kikkabo.livedoor.blog/archives/cat_323072.html


靴磨きも承っております。是非ご利用くださいませ。
http://kikkabo.livedoor.blog/archives/22615170.html
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こんばんは。野島です。

昨日は疲れすぎててお風呂の栓をせずに溜め始めてしまいました。給湯器から「お風呂が沸きました」の音声が聞こえたのに空っぽ!何てこったい・・・
疲れの大半は花粉だと思いますが、睡眠をしっかり取ろうと思います。


さて、ファッション業界は新型コロナの影響が大きいと言われていますが、ありがたいことに吉靴房はたくさんのお客様のおかげで忙しくさせていただいております。

しかしついに恐れていた事態が発生してしまいました。

昨年から始めたヒールデザインの「寸五」モデルですが、このヒールは浅草の材料屋さんから仕入れています。

IMG_1490


その材料屋さんが新型コロナの影響で業務を縮小し、その中で吉靴房で使っているヒールが生産中止となりました。

材料屋さんには似たようなものを浅草の他の材料屋さんで探してくださいという言葉がきました。

とても残念です。

うちにまだ少し在庫があるのでしばらくは大丈夫ですが、無くなるのは時間の問題です。

材料がないとものづくりはできないので、これからどうするか、金型を作ることも視野に入れて素早く判断したいと思います。

金型を作るとなると資金がいるので、クラウドファンディングで皆様のお力をお借りすることになるかもしれません。

その際は是非とも御検討くださいますようお願いいたします。

それではまた明日。

Due to the influence of the new coronavirus, shoe material stores have reduced their operations, and heels are no longer available.  I want to make quick decisions and take action to make new heels.




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革靴製作教室生徒募集


吉靴房で革靴や革製品を手作りしてみませんか。

型紙、革の裁断、ミシン、釣り込みなど全ての工程を、
ものづくりが初めての方も楽しく作ることができます。

作りながら靴や革の専門的な話から、ニュースや歴史、音楽、
スポーツや漫画やゲーム、哲学から天文学、心理学など
いろんなジャンルのいろいろな会話を楽しみながら靴を作れる教室です。

デザインは吉靴房製品からオリジナルまで手作りで出来るものなら何でも自由!
材料費込みなので失敗を恐れず作ることができます。

進み具合は生徒さんそれぞれ全員違いますが、
スタッフ一同で全力でサポートいたします。

ちょっと興味あるかなという方から、
本格的に学びたい方までお問い合わせお待ちしております。

http://kikkabo.livedoor.blog/archives/15633049.html

実践革靴製作専門習得コースも立ち上げました。

http://kikkabo.livedoor.blog/archives/22840528.html


075-414-0121
nojima@kikkabo.jp

お問い合わせは野島まで。よろしくお願いします。
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吉靴房では足の採寸を広める活動をしていきます。
靴や足に関わる同業者の方、整体の先生、
ウォーキング指導者の方、スポーツ関係者の方、
靴下屋さんなどなど
ご興味ある方はご一報くださいませ。

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こんばんは。野島です。


寸五足袋型の靴型を手掛け始めてから2年経ち、最初に発売したひの寸五踵単皮からも半年以上経ちました。

ありがたいことに大変ご好評いただいております。ヒールのデザインは、婦人靴メーカーで経験を積んだ日々を思い出しながら、多くのこだわりを詰めて作り上げました。

IMG_1595

そして同じヒールを使い新しく靴型を作りました。

「木の葉型」のつま先形状を持つデザインです。


IMG_1596

吉靴房としては珍しく、柔らかめのポインテッドトゥとなっております。アーモンド型と呼ばれることの多い爪先形状なのですが、もっと良い呼び名はないかなと考え、「木の葉(このは)型」と名付けました。


IMG_1591

美しいシルエットと柔らかなラインと履き心地を共存させるためのデザインとなっております。


まだまだ色々改善点が出てくると思いますが、より良い形にするべくがんばります。

それではまた明日。

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こんばんは。野島です。


ヒール4.5㎝のデザインである寸五シリーズは今後も増やしていきますが、今のところ踵単皮(あくとたび)と五枚丈(ごまいたけ)で作っています。
両方とも元々あったデザインをヒール高4.5㎝に合わせて新たに設計しております。


IMG_1456

こちらが寸五踵単皮です。
大きな変更点としては踏みつけ踵部を無くしています。
今までのデザインとはヒールの高さが違うので、甲のフィット感を上げてなるべく足が爪先側に移動してしまわないようにしていますが、指股に自重が掛かりすぎないように思いきって踵部を無くしました。
その代わり中底巻きを施し、全体のフォーマル感を上げています。




IMG_1459

真上から通常タイプと比較すると、若干履き口が広くなっているように見えますが、


IMG_1461

横から見ると同じくらいなのが伝わるでしょうか。
ヒールの高さが変わるだけで見る角度によって印象が少し変わります。

設計上はなるべく同じ履き口の広さになるように気をつけました。


IMG_1449

こちらは寸五五枚丈です。
通常版と同じく紐はありますが、解くことなく脱ぎ履きができるデザインとなっています。

IMG_1447

並べるとヒールが高くなった分、ブーツの筒のトップラインがかなり高くなっていることがわかります。



IMG_1452

甲の距離や筒の太さなどほぼ変わらない状態に設計しました。
(胡粉色の方は寸五よりサイズが少し小さいです。寸五24.0通常版23.5)


IMG_1451

筒の長さも踵部の切り替え部分も同じような形にしております。



寸五シリーズの特徴としては基本革底+ゴムソールとなっている部分です。
元々の通常版でも革靴ということで、公式感やフォーマル感を重視したデザインにしていますが、真の理由は製造方法を新しく確立する上で革底が必須だったということになります。




ちなみにこれはいずれしっかりとした記事にしようと思っていますが、

#KuToo(クートゥー)

というハッシュタグはご存知でしょうか。


苦痛と靴を合わせた造語で、女性が日本の職場でハイヒールやパンプスの着用を義務付けられていることに対しての反対運動や署名活動です。



僕はこれに靴屋として全面的に賛成します。
理由は簡単、単純です。
パンプスは不完全な履物だからです。しかも質の悪いプレーンのパンプスは身体に影響があります。


吉靴房では最初から15年以上プレーンのパンプスを作っておりません。
理由は上記の通りです。

詳しくはまたいずれ書きますが、「ふさわしい」というイメージだけでなんとなくハイヒールやプレーンのパンプスを義務付けるのは細かいことに気がつかない人間が決めたことです。


僕は就職活動の時期に、プレーンのパンプスを強要して歩き回させる会社や、挨拶回りで同じく歩き回らせる会社には大きな不信感を持ち、基本的に取引をしません。
理由もその打ち合わせ時に必ず話します。
それも上記と同じ理由です。


ハイヒールやプレーンのパンプスにお悩みの方は無理して履かないでくださいね。
会社に何か言われたら、靴屋として僕が一緒に抗議に行きますので!



熱くなってしまいました。
この話はまた改めて。


吉靴房の寸五シリーズは履き心地を重視しておりますので、是非一度お試しくださいね。


それではまた明日。

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こんばんは。野島です。

ヒール部分の製作取り付けが終わり、仕上げに向かっています。

IMG_0190

今回いよいよ「ひの寸五」シリーズの商品化が始まりましたので、手順も考えながら進めています。


普段の積み上げヒールとどのように効率よく仕事をできるかがとても重要です。
この場合の効率はより良い製品を作るための手順です。


IMG_0184

圧着機の使い方も工夫しています。
ヒールの高さで空間が生まれると圧着できない部分ができてしまうので、EVAを使って空間を埋めることで全体を圧着できるようにしました。

(圧着はソールの貼り付けの強度を上げる為の工程です。)



IMG_0186

IMG_0187

靴型も3回修正して仕上げ、型紙もその度に修正を加え完成しました。

もうすぐSOU・SOUさんの店頭に並びますので、是非お試しいただければと思います。




それではまた明日。


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こんばんは。野島です。




吉靴房として初めてのヒール付きデザインを、このブログで製作過程を書いてきましたが、やっと納得できる名前を思いついたので発表いたします。



4.5cmヒール付きデザイン
「ひの寸五」です。


ヒールのデザイン画をいくつも書いていた時、底面のラインをまず書くのですが、その線がひらがなの「ひ」に似ていることに気づきました。


ひ


IMG_6898



このような形状です。爪先からヒールまでが「ひ」に見えてきましたか?
見えてきそうですね。
いや見えますよね!





それから寸五という部分。
僕は子供の頃から剣道をやっているのですが、竹刀の長さを三九(さんく)とか三八(さんぱち)という呼び方をすることを思い出し、これは三尺九寸のことを三九と呼んでいるのですが、45mmくらいは何かそういった呼び方はないかと考えました。


尺寸法はおおまかにcm換算すると、一寸が約3.03cm、一分が約3mmです。
となると4.5cmは約一寸五分となります。



これを略式表現で寸五と呼ぶそうです。

以上のことから「ひの寸五」は爪先が足袋型で4.5cmのヒールがついた形状の靴を表すカテゴリーにいたします。









ちなみに今後の展開として通常爪先のデザインも考えています。
こちらは

い

こういった形状なので
「いの寸五」というカテゴリーとして製作しようと思っています。






ちなみに「ひ」と「い」は平仮名でいきます。
平安時代に貴族の女性による大和言葉を用いた平仮名を使った文学作品が多く残されていることから、今回のカテゴリーイメージに平仮名を使おうと思っていました。











今後の展開もどうぞ楽しみにお待ちくださいませ。




こんばんは。野島です。


現状できる限りのことをして、4.5cmヒールの踵単皮が完成しました。

まだヒールデザインの名前、総称というべきものが決まっていませんが、候補はあるので、近々発表できると思います。




IMG_6898


IMG_6900


以前婦人靴メーカーに勤めていた経験をフル投入して完成させることができました。鍛え上げてくださった先輩方、職人さん方に感謝しています。
浅草で勤めていたメーカーとお取引があった各種材料屋さんにも大変お世話になりました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

036


こちらは踵単皮です。
新作の方はいろいろ考えた結果、今回は踏みつけ踵部分を無しにしてみました。これはご要望がありましたらお付けできます。
画像で比べるとわかると思いますが、ヒールタイプの方が若干浅くしました。
並べないとわからないくらいにしたつもりです。

デザインバランスと履き心地を考慮した結果これがベストと思う深さにしました。




IMG_6901


IMG_6902

ひとまずスタッフの宇都宮にモデルをしてもらいましたが、また写真は取り直す予定です。
SOU・SOUのスタッフさんに是非とも協力していただきたい!



お着物にも合わせたいですね。着物でお越し頂いたお客様にお願いすることもあると思います。気が向いたらOKしてくださると喜びます。よろしくお願いいたします。










今日は教室でも足袋型が完成しました。
単皮の濡羽色単色です。

IMG_6911

もう何足も足袋型で製作されている生徒さんで、素晴らしい出来栄えです。
今日の教室でも話しましたが、釣り込みのセンスがとても良い方です。今後も楽しみです!


























こんばんは。野島です。


靴型製作、ヒール選定から始まり片足サンプルから修正→ファーストサンプル製作という一連の流れが一通り済みました。



ようやく新作ヒールデザイン完成です。



IMG_6811



長年ヒールデザインはずっとやりたくて考えていましたが、一番のネックはヒールの取り付け方法でした。
婦人靴メーカーに勤めていた経験から、機械で釘を打つという方法に負けない強度の取り付け方法の開発が長年の悩みでした。




IMG_6807



ヒールの取り付け方法はメーカーにいないとなかなか目にすることもありませんし、そもそもどのようにつけてあるのかも考えたことがないという方が大半です。




しかしながら、ヒールが突然外れたり、折れたりすると、怪我などの恐れがあり、その全ての責任をメーカーが請け負います。




作っている側の私からすると、歩き方なども原因の要因になったりすると思う部分もあるのですが、当然作った側の責任です。






ヒールは1本の太いビスと、4本の細い釘を中底から打ち込むことでその強度を保っています。




8cm以上のような高いピンヒールはヒール内部に金属のパイプが入っていて、中底から踏まず部分を補強するシャンクをビスが通りその金属パイプに突き刺さるようにして固定されることで強度が保たれます。






金属パイプやビスは確かに硬いです。








しかし、これはあくまで一般論ですが、普通に歩いているときで足に掛かる負担は1.2倍から1.3倍ほど、走ると約3倍、ジャンプして着地したときは約5倍ほどかかるといわれています。




体重50キロの方で、歩行中毎歩60~65キロ
          走ると150キロ
          ジャンプで250キロ


こんな感じに足に負担がかかっているそうです。




これを支え続ける足の構造は特筆すべきものだと思いますが、靴もその強度に耐える仕様にしなければなりません。







IMG_6809




そこで、メーカー時代の経験から、履き心地が良く、歩行に差し支えないヒールの高さで、デザインの幅が広く、ヒールのデザインも多数選ぶことのできる4.5cmに決めました。


ちなみにヒールは高くなれば高くなるほど、歩幅が狭くなり、歩行中の足が地面についている時間が長くなるという研究結果が出ています。



こういったことになりにくく、様々なデザインに対応でき、強度も保つことができる形状を選びました。

吉靴房では太いビス1本、やや細いビス4本の構成で革底とシャンクを通りヒールまで打ち込んであります。強度も通常のメーカー品以上となりました。






IMG_6812


今回の新作にあたり、新色でチャレンジしたかったということで、完成がこのタイミングになりました。






IMG_6816

まだ靴型が1足分しかないので、順番に製作しました。




IMG_6819



今までにない鮮やかな色合いの2足の完成です。




IMG_6820


まずはスタッフ宇都宮とマキコさんに試してもらって製品として発表できる段階になる予定です。







そして今回の経験を活かして、次のデザインと、足袋型ではないヒールデザインに取り掛かろうと思います!



是非楽しみにしてくださいませ!















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