「靴を作るが靴職人と呼ばれるのはちょっと・・・」つくりて野島と新人マキコのブログ

京都の手作り靴工房「吉靴房」で毎日手作りで靴を作る日々。 そして靴以外にも好きなものがあり、製作の合間の出来事も赤裸々に綴っていきます。 基本的にインドアなので、漫画、ゲーム、歴史、科学などなど。 靴作りと好きなことを中心に毎日更新します。 このブログは靴のつくりて野島とこれから初めて靴作りを学ぶ新人マキコの2人でお届けします。

カテゴリ:映画 > キングダム

こんばんは。野島です。



映画キングダム観に行ってきました!
今回の映画で僕が製作した履物は2足でした。

履物は映画の構成上意識していないとわからない部分ですが、ちょこっと映るだけでもテンションがあがりました。映画も原作を知っている人もそうでない人も楽しめるエンターテイメント作品だと思います。素晴らしい出来栄えでした。





それと不意をつかれて超びっくりしたのですが、映画の中で序盤に少しだけ出てきた盗賊の中になんと吉靴房のお客様が出演されていました!
出てきたとき役柄が眼帯をされていたので、あれ??あれ??今の人あの人だよな~、あれ~?と思って声が出そうになり、声出しちゃったかと思いキョロキョロしてしまいました。(笑)




セットも音楽も効果音も素晴らしく、いつもスタッフに言っていることですが、「作り手側はどんな些細なことも意味を持って作る」というのを体現していると思いました。
大きな物から細部に至るまで重厚にできていました。



機会があれば製作に関わった人とお話してみたいなあ。
関わる機会をいただいてSOU・SOUさんに本当に感謝しております。ありがとうございました。








今日は久しぶりに映画館に行ったのですが、大好きな新海誠監督の新作「天気の子」が7月に上映されるようです。「言の葉の庭」で知った監督ですが、全作品を観ていますし、これは是非とも観にいかなければ!








こんばんは。野島です。




映画キングダムが本日から公開になります。
原作は週間ヤングジャンプに連載中です。いわずと知れた人気作品で、後の始皇帝になる「政」とその軍の大将軍「信」が主人公として描かれ、中国統一の道のりを描いた作品です。





実はSOU・SOUさんからのご依頼で少しですが関わらせていただきました。
紀元前3世紀という時代背景もあり、難しい依頼でしたがとても楽しく製作させていただきました。


どこの誰に履いていただいているかは今のところは内緒ということにさせていただきますが、こういったお仕事はやはりテンションがあがりますね。できる事は少ないかもしれませんが、何でもできる事はやりたいと思います。




京都ということもあり、東映さんからのご依頼で靴製作をしたことも何度かあります。
以前フジテレビで放送された特別ドラマ「女信長」では主演の天海祐希さんが履く靴を製作したことがありました。この時に作った形状を元に手を加えて製品化したデザインが「鋭応」です。


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南蛮文化を面白がり、おしゃれで何でも先入観に惑わされることなく取り入れる性格の織田信長が女性であったらという難しい設定からたどり着いたデザインでした。
こういったイメージからデザインを考えるのも普段と違って楽しいものですね。





何かご検討中の映画、ドラマ、テレビ。広告関係者の皆様。是非ご依頼くださいませ。







一からこのように製作する以外にも、メンズ用ロングブーツが長すぎたから少し短くして欲しいなんていうご依頼も過去にありました。

これは俳優の内野聖陽さんが履かれるというお話でしたが、なんの作品で使われたのかはそういえば聞きそびれました。






それとサスペンスドラマでパンプスがトリックに使われるということで、パンプスの構造上このようなトリックは可能かどうかというご相談も受けたことがあります。ドラマの助監督さんが直接来られてお話しましたが、たった1回の事でも細かいところまで正確性を追求するんだなあと感心しました。









ついに公開のキングダム。
楽しみです。早速観に行きたいと思います!





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