「靴を作るが靴職人と呼ばれるのはちょっと・・・」つくりて野島と新人マキコのブログ

京都の手作り靴工房「吉靴房」で毎日手作りで靴を作る日々。 そして靴以外にも好きなものがあり、製作の合間の出来事も赤裸々に綴っていきます。 基本的にインドアなので、漫画、ゲーム、歴史、科学などなど。 靴作りと好きなことを中心に毎日更新します。 このブログは靴のつくりて野島とこれから初めて靴作りを学ぶ新人マキコの2人でお届けします。

カテゴリ:映画 > キングダム

こんばんは。野島です。



映画キングダム大変好評のようですね。もう続編を望む声も上がっているようです。

SOU・SOUさんのブログで紹介されていたので、そちらも是非ご覧くださいませ。







今日は採寸とサイズ出しについてを書こうと思います。
吉靴房では基本オーダーで製作させていただいておりますので、お客様の足を採寸させていただいて最も合う状態に靴を製作いたします。



採寸は「足と靴と健康協議会」でシューフィッターの資格を取得し、そのときに勉強した方法でしています。



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専用の採寸道具を使い、足の外周や指の大きさ、甲の高さ、くるぶしの位置を測ります。

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ペドカルテと呼ばれる専用の用紙に記入し、更にいろんな線を引いて詳細な数字を出します。




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足長、足囲、足幅、ふまず長、指の角度、甲の高さ、くるぶしの高さなどを細かく出すことでお客様のそれぞれの特徴を捉えます。






ここから先は少し吉靴房の独自の考え方で靴に対して最適なサイズを出します。




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サイズは靴型と足の寸法との比較と、お客様のお好みのフィット感を考慮しています。




このフィット感というのが、非常に難しい部分であり、いつも十分な時間をかけて検討し、答えを導き出すようにしています。





あくまでお客様の感覚に沿うよう、普段から履いているサイズを伺い、そのお好みの感覚に近くなるようにするのが吉靴房流です。






足は手や指紋と同じで千差万別、左右も全て違います。
数字上このサイズだと小さいと感じてもおかしくない履き方や、いくらなんでもこれは大きすぎるのではと思う履き方をしている方もかなりの数いらっしゃいます。


しかしながら、シューフィターの資格を持つつくりてが言うのだから絶対にこのサイズが正しいのですというつもりはなく、あくまでお客様の感覚に合うように心がけています。









現代人は幼少期の頃から外では靴を履いて過ごします。例えば僕は43歳ですが、約40年外で何かしらの履物を使っています。それが数字上大きな履物だったとしても、ずっと履いているサイズが自分のサイズと思っていて、数字をみてこのサイズがいいですと言われて小さかったり、大きかったりしたら、違和感のほうが気になると思います。





まずはこの40年の過去を尊重し、その違和感をなるべく無くすようにしたいと思いながら、今後の人生が健康で良いものになるような、お客様に寄り添える靴を製作したいと思っています。




もちろん健康に関わる仕事と承知していますので、明らかにサイズをこうしたほうがいいと思う場合は、お客様にご説明をして製作にあたります。




足は常に変化するものなので、絶対にこれじゃないと!と言う断定もできない部分があり、あくまで標準値とお客様の感覚を考慮してサイズを最終的に判断しているというやりかたです。





採寸は有料で税抜き3,000円で承ります。一度採寸させていただいたらその後はこのデータで製作いたしますので、採寸は一度で大丈夫です。
ご希望がある場合は2回目以降は無料で採寸いたします。




何かご質問やご要望等ございましたら、遠慮なくお伝えくださいませ。



































こんばんは。野島です。



映画キングダム観に行ってきました!
今回の映画で僕が製作した履物は2足でした。

履物は映画の構成上意識していないとわからない部分ですが、ちょこっと映るだけでもテンションがあがりました。映画も原作を知っている人もそうでない人も楽しめるエンターテイメント作品だと思います。素晴らしい出来栄えでした。





それと不意をつかれて超びっくりしたのですが、映画の中で序盤に少しだけ出てきた盗賊の中になんと吉靴房のお客様が出演されていました!
出てきたとき役柄が眼帯をされていたので、あれ??あれ??今の人あの人だよな~、あれ~?と思って声が出そうになり、声出しちゃったかと思いキョロキョロしてしまいました。(笑)




セットも音楽も効果音も素晴らしく、いつもスタッフに言っていることですが、「作り手側はどんな些細なことも意味を持って作る」というのを体現していると思いました。
大きな物から細部に至るまで重厚にできていました。



機会があれば製作に関わった人とお話してみたいなあ。
関わる機会をいただいてSOU・SOUさんに本当に感謝しております。ありがとうございました。








今日は久しぶりに映画館に行ったのですが、大好きな新海誠監督の新作「天気の子」が7月に上映されるようです。「言の葉の庭」で知った監督ですが、全作品を観ていますし、これは是非とも観にいかなければ!








こんばんは。野島です。




映画キングダムが本日から公開になります。
原作は週間ヤングジャンプに連載中です。いわずと知れた人気作品で、後の始皇帝になる「政」とその軍の大将軍「信」が主人公として描かれ、中国統一の道のりを描いた作品です。





実はSOU・SOUさんからのご依頼で少しですが関わらせていただきました。
紀元前3世紀という時代背景もあり、難しい依頼でしたがとても楽しく製作させていただきました。


どこの誰に履いていただいているかは今のところは内緒ということにさせていただきますが、こういったお仕事はやはりテンションがあがりますね。できる事は少ないかもしれませんが、何でもできる事はやりたいと思います。




京都ということもあり、東映さんからのご依頼で靴製作をしたことも何度かあります。
以前フジテレビで放送された特別ドラマ「女信長」では主演の天海祐希さんが履く靴を製作したことがありました。この時に作った形状を元に手を加えて製品化したデザインが「鋭応」です。


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南蛮文化を面白がり、おしゃれで何でも先入観に惑わされることなく取り入れる性格の織田信長が女性であったらという難しい設定からたどり着いたデザインでした。
こういったイメージからデザインを考えるのも普段と違って楽しいものですね。





何かご検討中の映画、ドラマ、テレビ。広告関係者の皆様。是非ご依頼くださいませ。







一からこのように製作する以外にも、メンズ用ロングブーツが長すぎたから少し短くして欲しいなんていうご依頼も過去にありました。

これは俳優の内野聖陽さんが履かれるというお話でしたが、なんの作品で使われたのかはそういえば聞きそびれました。






それとサスペンスドラマでパンプスがトリックに使われるということで、パンプスの構造上このようなトリックは可能かどうかというご相談も受けたことがあります。ドラマの助監督さんが直接来られてお話しましたが、たった1回の事でも細かいところまで正確性を追求するんだなあと感心しました。









ついに公開のキングダム。
楽しみです。早速観に行きたいと思います!





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