オーダーについてちょっとわかりにくいとのご指摘をいただくことがありますので、今日は吉靴房のオーダーメイドについて解説いたします。



基本的なオーダー方法の流れは以下のとおりです。

①採寸

②デザイン確定

③製作

④完成・お渡し



①採寸は工房にお越しいただいた方にさせていただいております。
 足長、足囲などいくつかの項目を計測します。
 
 立った状態で採寸させていただき、およそ5~10分ほどです。
 初回のみ採寸料金として3,000円(税抜き)をいただいております。
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②50種類以上のデザインからお好みのデザインを選んでいただきます。
 革は約20種類から。ソールの素材は5種類ほど。作り方もお選びいただけます。
 過去に製作した数千枚の画像や手描きでのイメージ画を参考にして選んで頂けます。



 このデザイン確定の部分がおそらく難しく感じるところと思います。


最初に先日記事にした革下駄や御沓やメダリオンブーツや内羽根一文字など約50種類の形があるので、どれか決めていただきます。


吉靴房の商品にはいくつかのカテゴリーがあり、稽靴(けいか)、淘靴(とうか)に関しては靴型(つま先形状)から選んで頂けるデザインがあります。

カテゴリー
稽靴(けいか)  
稽は考える、物事を突き詰めて考え合わす、寄せ集めて引き比べるの意味からプロダクト系デザインのカテゴリーです。



淘靴(とうか)
淘は不純物を取り分ける、より分けるの意味から昔からある定番デザインのカテゴリーです。



靴型はつま先がやや丸い形状のラウンド型と、足の形状のような形でよくドイツの靴に見られるオブリーク型があります。

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同じデザインを違う靴型で製作することでお客様の個性が形になります。
このつま先形状まで選べるところは吉靴房の特徴といえます。



例えばレザースニーカーというデザインのラウンドとオブリークは画像で見るとこのような違いがあります。


まずこちらはラウンド型
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そしてこちらはオブリーク型です。
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靴型と色の配置が違うと全く違うデザインのように出来上がります。

それともうひとつ違いがあります。
それは製作方法。
靴底の周りにステッチがあるかないかの違いがあります。
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ステッチがある方はステッチダウン製法といい、ステッチなしはマッケイ製法といいます。



デザインの決定までに、まずどのデザインにするかひとつ決めていただいたら、靴型をラウンドかオブリークか決めていただき、さらに製作方法でステッチダウンかマッケイのどちらにするか決めていただくことになります。


それ以外にも革の色が20種類ほどあるので、どのパーツをどの色にするのか決めていただきます。




ここまででもかなり色々個性が出せるのですが、さらにソールの色や素材も選んでいただけます。
(有料の素材も含む)
例えば、レザーソールにしたいとか、ワークブーツのソールにしたいとかですね。

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さらにさらに、このデザインにファスナーをつけて脱ぎ履きがもっと楽にならないかなとか、紐の色をベージュにしたいとか、太くしたいとか、様々なご希望があると思いますので、吉靴房ではできる限りお答えできるように努力します。


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つくりて野島はお客様のご希望を聞けば聞くほどさらに製作が楽しい!ってなりますので、是非ともいろんなご希望ご要望をなんでもぶつけてみてくださいね。
できる限り喜んでいただけるものをお作りいたします!