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『お知らせ』
現在のオーダーメイド完成予定時期は
2023年3月末完成、2023年4月初旬お届け予定となっております。
お時間いただき申し訳ございませんがどうぞよろしくお願いいたします。
オーダー方法についてはこちらをご覧くださいませ。
http://kikkabo.livedoor.blog/archives/cat_323072.html
靴磨きも承っております。是非ご利用くださいませ。
http://kikkabo.livedoor.blog/archives/22615170.html
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こんばんは。野島です。
1990年代後半はある意味で日本の靴業界はとても面白い時代でした。
バブルは崩壊していましたが靴メーカーが良い企画を作ればちゃんと売れる。
スニーカーの大ブームによるファッションスタイルの大きな転換と多様化。
海外を拠点に活躍する日本人デザイナー。
靴のオーダーを受け教室やワークショップを開催しながら個人で活動をする手製靴屋。
釣り込みと底付けに特化した職人スタイルを貫く作り手。
その全てが時代の流れの影響を受け、混ざり合って共存している状態でした。
靴メーカーではまだ夏にサンダル、冬にロングブーツという定番のローテーションが繰り返されていました。
スニーカーブームは40代以上の方なら皆さんご存知のNIKEエアマックスのブームが象徴的です。
色々な事件があるほどでした。価格の高騰も凄まじく1足24万円なんていう価格をつけるショップがあるほどでした。
靴デザイナーといったら誰が思い浮かぶでしょうか。80年代から活躍していたKISSAの髙田喜佐さんや動物モチーフが有名なTOKIOKUMAGAIの熊谷登喜夫さんやフランスで活躍して今も精力的な赤嶺勤さんでしょうか。
近年世界で活躍するデザイナーといえば三原康弘さんでしょうか。三原さんは日本の靴生産に新しい概念を作ってくれた方だと思います。
イギリスやイタリアに留学して靴の専門学校で学んだり、工房に助手として入ったりして西洋手製靴の仕事場を経験した後に日本に帰ってきてブランドを立ち上げる方々もこの頃に増えてきました。
代表はギルドオブクラフツの山口さんでしょう。
個人で教室などを運営しながら靴屋として生きる、そういったことを提案し実現し続けているモゲワークショップを運営するモゲさんこと勝見茂さんが、このスタイルを確立されたと思います。今も全国に教え子たちが様々な教室を運営されています。
革を含めできる限りなんでも手で作るというスタイルでは曽田耕さんがいます。
90年代後半から2010年くらいにかけて手製靴を目指す人が増えて一時は職業訓練校の倍率が80倍という異常な状況になりました。
これはバブルが弾け→就職氷河期になり→安定と言われた公務員すら信用できなくなり→何かの技術を身に付けなければならないといったうっすらとした強迫観念を植え付けられた団塊ジュニアと呼ばれる最後の世代が靴業界になぜか殺到したことに由来します。
感覚的に親世代のやってきたことのおかしな部分を察知して、不況に向かう日本の中でもがいた人が多かったからだと思っています。
バブル真っ只中の頃は手で何かを作るという仕事は完全な人手不足だったので今の50代半ば以上と40代半ばの感覚はかなり違うといえます。
以上のことを思うと
僕はモゲさんと曽田さんのスタイルに日本の歴史と文化を加えた形をとっています。
恩人は誰かと取材等で聞かれた時には曽田さんと三原さんの2人を挙げています。
この2人のデザインを見て靴の可能性と自由さを感じ、目の前の世界が広がったのを感じたからです。
当時から今にかけてずっと活躍している先輩方もたくさんいらっしゃるので、なんとか僕もついていきながらできる限りのことをしていきたいと思います。
それではまた明日。
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革靴寺子屋生徒募集
吉靴房で革靴や革製品を手作りしてみませんか。
型紙、革の裁断、ミシン、釣り込みなど全ての工程を、
ものづくりが初めての方も楽しく作ることができます。
作りながら靴や革の専門的な話から、ニュースや歴史、音楽、
スポーツや漫画やゲーム、哲学から天文学、心理学など
いろんなジャンルのいろいろな会話を楽しみながら靴を作れる教室です。
デザインは吉靴房製品からオリジナルまで手作りで出来るものなら何でも自由!
材料費込みなので失敗を恐れず作ることができます。
進み具合は生徒さんそれぞれ全員違いますが、
スタッフ一同で全力でサポートいたします。
ちょっと興味あるかなという方から、
本格的に学びたい方までお問い合わせお待ちしております。
http://kikkabo.livedoor.blog/archives/15633049.html
実践革靴製作専門習得コースも立ち上げました。
http://kikkabo.livedoor.blog/archives/22840528.html
075-414-0121
nojima@kikkabo.jp
副業で夜にアルバイトをしてみたいという方もおられましたらご連絡ください。
(募集締め切られせていただきました。また募集するかもしれませんがご検討いただいた方には申し訳ありません。)
お問い合わせは野島まで。よろしくお願いします。
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吉靴房では足の採寸を広める活動をしていきます。
靴や足に関わる同業者の方、整体の先生、
ウォーキング指導者の方、スポーツ関係者の方、
靴下屋さんなどなど
ご興味ある方はご一報くださいませ。
nojima@kikkabo.jp
075-414-0121
どうぞよろしくお願いします。
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『お知らせ』
現在のオーダーメイド完成予定時期は
2023年3月末完成、2023年4月初旬お届け予定となっております。
お時間いただき申し訳ございませんがどうぞよろしくお願いいたします。
オーダー方法についてはこちらをご覧くださいませ。
http://kikkabo.livedoor.blog/archives/cat_323072.html
靴磨きも承っております。是非ご利用くださいませ。
http://kikkabo.livedoor.blog/archives/22615170.html
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こんばんは。野島です。
1990年代後半はある意味で日本の靴業界はとても面白い時代でした。
バブルは崩壊していましたが靴メーカーが良い企画を作ればちゃんと売れる。
スニーカーの大ブームによるファッションスタイルの大きな転換と多様化。
海外を拠点に活躍する日本人デザイナー。
靴のオーダーを受け教室やワークショップを開催しながら個人で活動をする手製靴屋。
釣り込みと底付けに特化した職人スタイルを貫く作り手。
その全てが時代の流れの影響を受け、混ざり合って共存している状態でした。
靴メーカーではまだ夏にサンダル、冬にロングブーツという定番のローテーションが繰り返されていました。
スニーカーブームは40代以上の方なら皆さんご存知のNIKEエアマックスのブームが象徴的です。
色々な事件があるほどでした。価格の高騰も凄まじく1足24万円なんていう価格をつけるショップがあるほどでした。
靴デザイナーといったら誰が思い浮かぶでしょうか。80年代から活躍していたKISSAの髙田喜佐さんや動物モチーフが有名なTOKIOKUMAGAIの熊谷登喜夫さんやフランスで活躍して今も精力的な赤嶺勤さんでしょうか。
近年世界で活躍するデザイナーといえば三原康弘さんでしょうか。三原さんは日本の靴生産に新しい概念を作ってくれた方だと思います。
イギリスやイタリアに留学して靴の専門学校で学んだり、工房に助手として入ったりして西洋手製靴の仕事場を経験した後に日本に帰ってきてブランドを立ち上げる方々もこの頃に増えてきました。
代表はギルドオブクラフツの山口さんでしょう。
個人で教室などを運営しながら靴屋として生きる、そういったことを提案し実現し続けているモゲワークショップを運営するモゲさんこと勝見茂さんが、このスタイルを確立されたと思います。今も全国に教え子たちが様々な教室を運営されています。
革を含めできる限りなんでも手で作るというスタイルでは曽田耕さんがいます。
90年代後半から2010年くらいにかけて手製靴を目指す人が増えて一時は職業訓練校の倍率が80倍という異常な状況になりました。
これはバブルが弾け→就職氷河期になり→安定と言われた公務員すら信用できなくなり→何かの技術を身に付けなければならないといったうっすらとした強迫観念を植え付けられた団塊ジュニアと呼ばれる最後の世代が靴業界になぜか殺到したことに由来します。
感覚的に親世代のやってきたことのおかしな部分を察知して、不況に向かう日本の中でもがいた人が多かったからだと思っています。
バブル真っ只中の頃は手で何かを作るという仕事は完全な人手不足だったので今の50代半ば以上と40代半ばの感覚はかなり違うといえます。
以上のことを思うと
僕はモゲさんと曽田さんのスタイルに日本の歴史と文化を加えた形をとっています。
恩人は誰かと取材等で聞かれた時には曽田さんと三原さんの2人を挙げています。
この2人のデザインを見て靴の可能性と自由さを感じ、目の前の世界が広がったのを感じたからです。
当時から今にかけてずっと活躍している先輩方もたくさんいらっしゃるので、なんとか僕もついていきながらできる限りのことをしていきたいと思います。
それではまた明日。
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革靴寺子屋生徒募集
吉靴房で革靴や革製品を手作りしてみませんか。
型紙、革の裁断、ミシン、釣り込みなど全ての工程を、
ものづくりが初めての方も楽しく作ることができます。
作りながら靴や革の専門的な話から、ニュースや歴史、音楽、
スポーツや漫画やゲーム、哲学から天文学、心理学など
いろんなジャンルのいろいろな会話を楽しみながら靴を作れる教室です。
デザインは吉靴房製品からオリジナルまで手作りで出来るものなら何でも自由!
材料費込みなので失敗を恐れず作ることができます。
進み具合は生徒さんそれぞれ全員違いますが、
スタッフ一同で全力でサポートいたします。
ちょっと興味あるかなという方から、
本格的に学びたい方までお問い合わせお待ちしております。
http://kikkabo.livedoor.blog/archives/15633049.html
実践革靴製作専門習得コースも立ち上げました。
http://kikkabo.livedoor.blog/archives/22840528.html
075-414-0121
nojima@kikkabo.jp
副業で夜にアルバイトをしてみたいという方もおられましたらご連絡ください。
(募集締め切られせていただきました。また募集するかもしれませんがご検討いただいた方には申し訳ありません。)
お問い合わせは野島まで。よろしくお願いします。
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吉靴房では足の採寸を広める活動をしていきます。
靴や足に関わる同業者の方、整体の先生、
ウォーキング指導者の方、スポーツ関係者の方、
靴下屋さんなどなど
ご興味ある方はご一報くださいませ。
nojima@kikkabo.jp
075-414-0121
どうぞよろしくお願いします。
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